<第3回>授業で活躍できる“現実的な”英語力から、将来役立つ“生きた”英語力まで。【PR】


進研ゼミ中学講座統括責任者
成島 由美

グローバル化社会では、「話す・聞く・読む・書く」の英語4技能を活用したコミュニケーション力が求められています。これは日本の英語教育のアキレス腱であり、今度の英語教育改革では、授業を英語で行う、大学入試で4技能を問うなど、さまざまな取り組みが予定されています。これからの英語の授業や入試に関わり、将来の英語力にもつながっていく英語4技能はどのように身につければよいのでしょうか。進研ゼミ中学講座統括責任者で、自らもかつて英語教材を編集していた成島由美がお話します。

●改めて見直される、リーディングとライティングの力

英語4技能の中でもスポットライトが当たりやすいのは、華やかなスピーキングやリスニングの力ですが、これらを影で支えているのは、一見地味な単語・文法のトレーニングや、リーディングやライティングの力。例えば、「好きな食べ物は何ですか?」と聞かれて、本当は「スイカ」が好きなのに「ウォーターメロン」がわからず、いつも「エッグ」と答えてしまう…。そんなことにならないように、「1話すための10の語い」というくらい、常に豊富な語い・表現の引き出しを身につけていたいものです。

そのためには、英語を使える力の基盤として、何度も口に出して耳で覚え、単語や英文を何度も聞いて書き、意味をしっかり理解して確実に自分のものにすることが大切です。ただ、リーディングやライティングの学習は根気のいる地道な作業。そこで、進研ゼミではなるべく簡単に効率よく学べるように教材を工夫し、子どものやる気と集中力を維持するようにしています。

また、真のライティングの力は、自分の伝えたいことを英語でアウトプットすることで育まれます。そのため、赤ペン先生に自分の好きなことや学校での出来事などを英文で伝える機会を設けています。今は短い単文程度のやりとりが中心ですが、いずれは作文くらい長い文章を書けるようにしていくつもりです。


進研ゼミ中学講座 「電子英和辞書 Perfect English」
※新中1生は4月号にご入会いただいた方、または2/25までにコース登録いただいた方(4月号在籍者のみ)へ4月号でお届け。中高一貫講座も同様です。
※新中2生は4月号にご入会いただいた方、または2/25までにコース登録いただいた方(4月号在籍者のみ)へ4月ごろに、4月号教材と別送でお届け。中高一貫講座は4月号在籍者全員へ4月ごろに、4月号教材と別送でお届けします。

●無口な教材から、しゃべる教材へ。デジタル学習で伸ばす英語4技能

リスニングについては、デジタル教材をリリースしてからリスニング問題の正答率がとても高くなりました。同時期に小学校で始まった外国語活動の成果もありますが、進研ゼミ会員の中でもデジタル教材を取り入れた子どもの伸びが著しいので、デジタル教材によってリスニングの機会が増えたことが大きな要因だと考えています。

デジタル学習は、リスニングだけでなく英語4技能を伸ばすツールとして、今後も積極的に活用していきます。今夏には、新たに「音声認識アプリ」をリリースする予定です。タブレットに向かって英語を話すと、発音に対して点数をつけてフィードバックするなどの機能を企画中です。慣れない英語を人前で話すのは、思春期の子どもにとってハードルが高いもの。しかし、このアプリを使えば、ひとりで存分に練習できるので、自信をもって学校の授業に臨むことができます。日本の中学生のスピーキングとリスニングの力を大きく引き上げる可能性がある学習法として期待し、取り入れてまいります。


進研ゼミ中一講座 ハイブリッドスタイル 「しゃべって判定!英語発音カンペキアプリ」
※教材の名称・デザイン・内容などは変わることがあります。

●外国人講師とのレッスンで、将来の英語力につなげる

さらに、4月には、日本人と外国人のダブル講師によるオンラインレッスン「Challenge English 中学・高校4技能クラス」を開講します。日本人講師のレッスンで学んだことを外国人講師相手に実践する学習法なので、無理なく自然な英語が身につきます。ただ、オンラインレッスンとはいえ、外国人講師を前にすると固まってしまうお子さんが多いようです。そうならないためには、先にご紹介した「音声認識アプリ」を使って十分にトレーニングを積み、自信をつけてからレッスンに臨むのがおすすめです(※「Challenge English 中学・高校4技能クラス」にも音声認識を使ったデジタルコンテンツがあります)。銀行の窓口よりATMのほうがお金をおろしやすいように、人相手だと誰しも身構えてしまうもの。外国人に「Pardon?」と聞き返されると「やっぱり通じてない」とショックを受けることがあっても、アプリケーション相手なら「もう一度やり直そう」という気になれます。人とデジタル、それぞれの良さを活かした学習で英語力を伸ばしていきたいですね。

また、「Challenge English 中学・高校4技能クラス」のもう一つの特徴は、英語の外部検定(GTEC CBTや英検®・TOEFL®など)に対応したカリキュラムであること。今後、大学入試だけでなく高校入試でも外部検定が導入される可能性も視野に入れ、リスニングやスピーキングをはじめとする4技能を実践的に身につけられる新しい学習スタイルとして、力を入れていきます。


進研ゼミ 「Challenge English 中学・高校4技能クラス」
※進研ゼミ中学講座とは別にご契約・受講費が必要です。

●中学英語の習得が、未来の英語力を育む

最近は「4技能」という言葉が一人歩きし、ある意味ブームになっている節もあり、今までの学習では足りないのではないかと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、だからといってやたら詰め込んでも子どもは飽和してしまい、どれもこれも中途半端な状態になりかねません。進研ゼミで学んでもらう以上は、まずは学校の授業で活躍してもらうため、教科書と授業の進度に準拠し、ていねいに指導していきます。そこに今回お伝えしたような「音声認識アプリ」や「Challenge English 中学・高校4技能クラス」などのリアルな英語につなげて、その掛け合わせによって真に役立つ英語力を育んでいきます。

英語教育に長年関わってきて常々思うのは、中学校で学ぶ内容をしっかり習得すれば、英語4技能の力の基盤は確実に身につくということ。しかし、今はまだスピーキングやリスニングに十分に対応しきれていない学校もあるでしょう。だからこそ、進研ゼミは英語4技能すべての対策を行う必要があると考えます。どの都道府県にいても、どの学校にいても、一定レベルの質の高い教育が受けられるように教材を作っていますので、安心して受講していただければと思います。そして、中学3年間で主体的に学んだ英語は、必ず将来役立つ“生きた”英語の素地になることを、進研ゼミは自信をもってお約束いたします。


2019年11月1日、文部科学省より2020年度(令和2年度)の大学入試における英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送ることが発表されました。

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