<第2回>すべての力の土台になる「基礎・基本」の定着と、学びを広げて深める新たな試みを。【PR】


進研ゼミ中学講座統括責任者
成島 由美

学校で何を学ぶのか、その指針となるのが学習指導要領です。中学校の次の改訂は2021年。その検討会では、新しい学力観として「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」が挙げられています。これからの時代に必要とされるこれらの力は、どのような学びで育まれるのでしょうか。長年、進研ゼミの教材作りに携わり、時代と共に子どもたちの教育を見つめてきた、進研ゼミ中学講座統括責任者の成島由美がお話しします。

●「知識・技能」の習得が新しい学力の土台になる

人工知能(AI)との共存がひとつの社会的課題になるこれからの時代では、人にしかできない力を伸ばすことが重要になってきます。思考力や判断力、表現力、学びに向かう力、人間性など、まさに次の学習指導要領改訂で挙げられている新しい学力観です。一方、今の時代でもこれらは社会に出たときに必要不可欠な力です。社会に出るまでにそうした力を育むことがとても大事なことだと思います。

ただし、思考力や判断力などの力は、単体で身につけられるものではなく、基礎・基本である知識や技能があってこそ育まれるものです。なぜなら、知識や技能という材料がないと、考えたり、判断したり、表現したりすることができないからです。また、基礎・基本に地道に取り組む過程では集中力や我慢強さなどが育まれ、学びに向かう力が磨かれます。もっと大きな目で見れば、入試という目標に向かって計画を立てて知識や技能を習得する過程でも、セルフコントロールする力や計画性などは育むことが可能です。

つまり、知識や技能と、思考力や判断力などの力は相関しているので、片方だけを大事にしたり、伸ばしたりするものではないということ。「知識」「思考力」などと単体で捉えるのではなく、「知識×思考力」といったかけ算の考え方で捉えて、伸ばしてくことが必要と考えています。

●「15分缶詰」の学びが知識や技能を定着させる

新しい学力の土台となる知識や技能を身につけるには、毎日の積み重ねが大切です。しかし、毎日勉強を続けるというのは並大抵のことではありません。しかも、今の子どもたちは部活や習い事などで何かと忙しく、勉強する時間を確保するのも大変です。

そこで進研ゼミの教材の基本設計は、中学生の集中力の限界を計算し、1回分を15分という短い時間で学べるように編集しています。1回の勉強が15分の缶詰になっていると想像してみてください。学ぶ内容も子どもが取り組みやすいように工夫していて、缶詰(教材)を開けたらすぐに学べるようになっています。そして、1回15分の学びを無理なく積み重ねていくことで、知識や技能の土台が育まれていきます。

この「15分缶詰」の学びを実現するには、学習内容の絞り込みが重要です。そのためには、教材を志望校別やレベル別、教科書別に分けて、その子どもにとって本当に必要なものだけを届けるようにしています。そこで活かされているのが、赤ペン先生が40年以上にわたって子どもの答案を見てきたノウハウ。彼らの答案を分析し、「博士の博は点を忘れがち」などのつまずきやすい箇所や苦手な問題を抽出し、問題作りに反映するようにしています。「大切そうだからこの問題を入れよう」ではなく、生の答案を通して子どもたちを指導してきたからこそ、自信をもって提供できるのです。

今後は、タブレットを通して子どもたちの毎日の取り組みが見えるようになります。過去の子どもたちの答案も合わせて分析し、できないところを繰り返し学習して基礎・基本を定着させるなど、個人の学習状況を反映した学習内容や問題を提供し、より細やかな指導やサービスができるように進化させていきます。


進研ゼミ中学講座 「中一Challenge」

●新たなメディアで、さらに学びを深める

基礎・基本の学びはもちろん、さらに、学びを深めていけるようなサポートもしていきます。そのひとつが、電子図書館「まなびライブラリー」。専用機の「チャレンジパッド2」やタブレット、スマートフォン、パソコンで電子書籍1000冊と動画10本以上を楽しむことができ、読書記録も自動的に記録されます。履歴に合わせておすすめの本も紹介しますので、次から次へと読みたい本が見つかります。電子書籍なら本を気軽に読むことができるので、本がより身近になり、読書量も増えることを期待しています。また、動画では1週間のニュースがダイジェストで見られるので、時事問題を効率よくチェックできます。2015年に始まったばかりのサービスで、今後はさらに内容を充実させていく予定なので、楽しみにしていてください。

2021年から始まる学習指導要領でも「主体的で対話的な深い学び」の手段として本格的に取り入れられる「アクティブラーニング」についても、すでに先進的な取り組みをしている中学校とも連携しながら、より育成すべき力や新たに求められる力を研究し、教材に取り入れていきます。

これまでも、そしてこれからの時代も。進研ゼミは基礎・基本の定着を大切にし、時代に合ったメディアを使ってその学びを広げ、深めていきます。その土台のうえに育まれる思考力や判断力、表現力は、「真の学力」としてこれからの時代を生き抜くための大きな力になっていくと信じています。


進研ゼミ 「電子図書館まなびライブラリー」

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