【PR】リアルのもつ威力!昆虫とのふれあいから生まれること(前編)【現場レポ】

昆虫を至近距離でじっくり見たり、触ったりしたことはありますか? 近年、子どもたちに本物の生き物にふれさせたいと願う保護者のかたが増えています。
チョウのはねの細かな模様を間近で見たり、幼虫やさなぎに触ったり。そんな「チョウのからだのつくりをしらべよう!」をはじめ、3つの昆虫イベントが、エリアベネッセ青山で行われました。
講師を務めた石川県ふれあい昆虫館の福富宏和先生に、本物にふれることの意味についてうかがいました。

● 「かわいい!」と「怖い!」は紙一重!?

「チョウのからだのつくりをしらべよう!」は、4歳~小学2年生が対象のイベント。
日本最大のチョウ・オオゴマダラの卵、幼虫、さなぎ、成虫の実物が子どもたちの前に並べられました。オオゴマダラは、沖縄などの南の地方に住み、紙が風に舞うようにフワフワと飛ぶチョウ。人間とのからだの違いを確認しながら、チョウのからだのつくりを観察していきます。
幼虫は、黒地に黄緑のしま模様、真っ赤な紋と、とても派手な姿をしています。「手に乗っけてもいいよ。そうっとね」。福富先生の声に、会場は一気ににぎやかになりました。
「かわいい!」と平気で手にのせる子、こわごわ指一本で触れて「さわれたよ!」と保護者に報告する子、「大福みたい! ぷにゃぷにゃ!」と騒ぐ子。「かわいい」にしろ「怖い」にしろ、昆虫とふれあうとき、人は無反応でいるほうが難しく、そこが昆虫の魅力なのかもしれません。

● 昆虫は、まだまだわからないことだらけ

この幼虫、触っても無害ですが、鳥などの天敵が食べると毒。派手な色は、毒があることをアピールする「警戒色」だという先生の説明に、子どもたちは小さく悲鳴をあげつつ、興味津々。「幼虫の足、前と後ろで形が違う!」「頭とお尻のトゲはなんでついてるの?」等々、様々な質問が飛び出します。
一方、さなぎはピカピカに輝く黄金色。「きれいすぎてつくりものみたい」と、保護者のかたからも感想がもれます。さなぎが金色をしている理由はまだわかっていないと聞いて「金色だと強そうに見えるから?」「わざと目立っているのかな」と、子どもたちからは次々に意見が。
「そう、さなぎにも毒があるからわざと目立っているっていう説もあるし、鏡みたいに木漏れ日が映りこんで見えにくくなるからだっていう、真逆の説もあるんだよ」と福富先生。
「昆虫は、まだまだわからないことだらけ。日本でも、毎年100種類以上の新種が見つかっています。みんなが発見したことが、世界で最初の発見になるかもしれません」とイベントは先生のこんな言葉でしめくくられました。

● 本物とふれて生まれた発見は、自分だけの宝物

昆虫と距離を取る人が多い中、今回のようなイベントに子どもと参加する保護者は増えているそうです。
「『好き』も『嫌い』も、命に対する感受性の表れですから、嫌いでも全然かまわないし、無理にさわる必要もありません。ただ、本物と向き合って、何か感じてもらえたら嬉しいですね」と福富先生。
「昆虫に関する素晴らしい本や映像作品はたくさんあるけれど、本物と向き合う体験に勝るものはない」と先生はいいます。本や映像は、あくまで誰かの目を通した情報ですが、本物を前に感じたこと、気付いたことは自分だけの宝物。だからこそ、大人も子どもも、本物を目の前にすると、自分の発見を語りたくなるのかもしれません。

「たとえば、石をどかしたら小さなアリがいっぱいいたときの『うわっ』という感覚は、自分の中から自然に出てくるもの。自由研究のポイントになるのは、そういう自分なりの感覚や発見です。たとえば、この虫は首を振りながら歩くとか、脱皮のとき皮は頭から脱ぐとか、どんな小さなことでもいい。『あっ』と思ったら、それを怖がらずに伝えてほしいですね。自分なりの発見と、調べてわかったことを区別して書き、素直な感想も加えてみたら、良い自由研究になりますよ」

次回は、昆虫イベント「カブトムシの標本作製にちょうせん!」の模様とともに、本物にふれさせるときの保護者の関わりかたについて、さらに福富先生にうかがいます。

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