【PR】ふうせん宇宙撮影家・岩谷さんに聞く1 「好き」が仕事になるまで

風船を上空30キロまで飛ばし、宇宙を撮影する「風船宇宙撮影」を日本で初めて成功させた岩谷圭介さんは、小さいころから宇宙と機械いじりが大好きだったといいます。
2016年8月、エリアベネッセ青山のイベント「作ろう! 宇宙パラシュート」を取材し、「好き」を仕事にするために大切なことについて、岩谷さんにうかがいました。

● 風船が見せてくれる身近な宇宙

「今、映像が曇ったのは、外が寒いから。ここはマイナス70度、マグロも凍っちゃうほどの気温です」
スクリーンには、実際に風船カメラが撮影した映像が映し出されます。目を丸くして見入るのは、宇宙好きな小学生約100名。臨場感あふれる岩谷さんの解説に、大人も思わず引き込まれてしまいます。
「太陽が出ているのに、真っ黒な空が見える。そんなところまで来てしまいましたね。これが風船から見られる宇宙。地上から30キロ、東京から横浜くらいの距離ですね」
今回のイベントは、小学生を対象に、この風船カメラにつけるパラシュートを手作りするというもので、「失敗から学ぶ」ことが大切なテーマとなっています。岩谷さんの肩書きは、発明家・エンジニア・アーティスト。いわば、自分の好きなことを、今までなかった仕事にしたといえますが、ここまでの道のりは「失敗の連続」だったといいます。
そもそも、岩谷さんはなぜこの風船宇宙撮影を始めたのでしょうか。

● 空、宇宙、発明。好きなことが集まっていたから始めた

岩谷さんは、宇宙が好き、空を見るのも大好きな子どもでした。小学校3年生のときの自由研究は、天気予報と実際の空模様を毎日見て、翌日の天気を予測する「空の研究」。そして4年生の夏休みの終わりまで、さらに1年間、空の日記をつけ続けたほど、「空に恋していた」といいます。
もう1つ、大好きだったのが機械いじり。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる科学者ドクに憧れ、発明家になりたかったそう。
宇宙と空と発明——好きなことがひとつになったのが現在の「風船宇宙撮影」という活動だったのです。きっかけは、大学4年生のときに読んだ「アメリカの学生が、自分で作った装置で宇宙を撮影した」という記事でした。とはいえ、風船とカメラを使うということ以外情報がなく、岩谷さんは自分で普通の風船とヘリウムガスを買って、独自に実験を重ねます。「好き、面白そう。だから始めたんですね」と岩谷さん。

● 失敗が、先に進むためのヒントを教えてくれる

風船宇宙撮影は、日本では誰もやったことがない試み。写真が風船の揺れでブレたり、結露で真っ白になってしまったり、実験は数えきれないほどの失敗の連続でした。でも、岩谷さんは「初めてなんだから失敗は当たり前」と思ったそうです。
「失敗は、できなかったことができるようになるための、大切なヒントをくれます。失敗したら、そこで立ち止まって考えてみる。そうすると、新しい世界の扉が開けるんですね。僕は何度も失敗して、失敗にたくさん教えてもらったんですよ」。

岩谷さんの自己紹介と「宇宙なぞなぞクイズ」の後、いよいよパラシュートづくり開始。岩谷さんが用意したパラシュートの設計図は、手順を図で示しただけで詳しい説明のないシンプルなものでした。
さて、子どもたちはパラシュートづくりにどのように取り組んだでしょうか。

次回はイベントの模様とともに、夢をかなえるための「失敗」の生かし方についてさらにうかがいます。

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