おしゃべりNG!?テスト期間中の友達との上手なつき合い方

学校生活のなかで、友達とのおしゃべりは大きな楽しみのひとつ。でも、みんなが勉強で忙しい定期テスト期間中は、少し気をつける必要があるかも。今回は、自分自身の息抜きにもなり、友達の勉強のジャマをしないような、上手なコミュニケーションの取り方をご紹介します。


定期テスト期間中のおしゃべり、基本的なルール

 テストの準備期間中は普段と状況が違いますから、基本的なルールを決めておしゃべりすることが大切です。例えば、授業の合間の休み時間に、息抜き程度におしゃべりするくらいはOKですが、放課後、教室に残って長時間ダラダラおしゃべりするのはいけません。おしゃべりにつき合ってくれている友達の勉強時間を奪っているかもしれません。

 

一方、勉強の頑張り具合を友達と競い合うのはOK。例えば、自宅学習の休憩時間を合わせて、メールやLINEのメッセージで進み具合をお互いに報告してはどうでしょう。「今日は、これからここまで頑張るつもり」と宣言してしまえば、やる気が維持できるかもしれません。

 

 

どうせおしゃべりするなら勉強に関する話題を

 おしゃべりをする時は、その内容にも気をつけましょう。恋愛や友人関係の悩みなど、長くなりそうな話題は定期テストが終わってからにした方がよいでしょう。テスト前におしゃべりするなら、勉強に関する話題を。例えば、休み時間に暗記事項の問題を出し合ってみたり、得意な科目を教える代わりに苦手な科目のことを質問してみたり、といったことがオススメです。

 

「得意な科目を教える」というと、自分の勉強時間を取られているように感じますが、実はよい学習効果もあります。スラスラ説明できるようなら、完璧に理解できている証拠。反対に途中で説明に詰まるようなら、「自分では理解しているつもりでも、知識があやふやなところ」かもしれません。このように知識の定着度を測る、ものさしになるのです。

 

 

友達づき合いは大切!でも、“勉強は1人でするもの ”

 友達づき合いや息抜きのためのおしゃべりは大事ですが、基本的に“勉強は1人でするもの”です。そうでないと集中できません。友達の家やファミレスに集まって勉強会を開く人もいますが、参加者それぞれが「勉強するための集まりなんだ」という意識を強く持っていないと、ムダ話に花が咲いて終わってしまうかもしれません。

 

テストの準備期間はせいぜい2週間程度で、その期間が終わればまた日常的な学生生活が待っています。楽しみのためのおしゃべりがしたいならテスト終了後にしましょう。プレッシャーから開放されてからの方が、話がきっと盛り上がりますよ。

 

 

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