電子図書も借りられる! 図書館で本に出会おう

図書館といえば、利用カードを作って、館内の本を借りるのが一般的な使い方。ですが最近は、スマートフォンやタブレットで手軽に読める「電子図書」を貸し出す公立図書館も現れはじめています。


24時間利用できる電子図書館

 電子図書館は、スマートフォンやタブレットを通じ、電子図書を借りられるサービス。利用者番号と暗証番号を登録しておき、借りたい本をダウンロードして読む方法が一般的です。他の人が借りていなければ、時間や場所を問わず借りることができ、期限が来れば自動的に「返却」されるしくみ。2015年3月現在、全国で約30の図書館がこうしたサービスを行っていて、たとえば茨城県の筑西市立図書館では、中高生向けに夏目漱石やシェークスピアなどの電子書籍の貸し出しを始めています。

 

 

タブレット端末を借りて図書館内で読むことも

 図書館の中で電子図書を読めるサービスもあります。自宅から持ってきたスマートフォンやタブレットでも読むことができますし、図書館によってはタブレットの貸し出しを行っているところもあります。群馬県明和町立図書館では、手塚治虫の漫画全集400巻を館内で読めるそうです。東京都の中野区立中央図書館も2015年2月から、絵本や名作文学、コミックなどを読めるサービスを、実験的にはじめました。

 

こうしたサービスを行っている図書館はまだ多くありませんし、借りられる本も今のところ限られています。電子書籍には文字を拡大したり、音声が流れたり、写真や絵が動いたりするなど、紙の本にはない便利な特長があります。技術の進化に合わせて、電子図書館も今後広まっていくと考えられます。

 

 

春は、本との出会いのチャンス

 電子図書に限らず、図書館は新しい本に出会える場所です。毎年4月23日?5月12日の「子どもの読書週間」には、全国各地の図書館で小中学生向けのおすすめ本を紹介したり、イベントを開いたりしています。これまでまったく知らなかった本と出会えるチャンスですので、学校の図書館だけでなく、ぜひ近所の公立図書館にも足を運んでみてください。ただし、公立図書館は一般の人も本を読んだり勉強したりする静かな場所。マナーはしっかり守りましょう。

 

 

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