【算数】かけ算の式で、かけられる数とかける数を逆に書いてしまいます……

小学生の学習Q&A
お子さまや保護者のかたが疑問に思われる頻度を★★★で示しています。
(頻度が高いほどが多くなります。)

Qかけ算の文章題で、式のかけられる数とかける数を逆に書いています。これは間違いなのでしょうか?また、どうしたら間違えなくなるのでしょうか?
★★★

Aかけ算の式は「1つ分の数」×「いくつ分」の順に書く約束になっているので、問題文から正しく読み取って、そのとおりに式に書けるようにしましょう。


小学校の算数では、式の意味を理解することが大切なので、このような約束があります。
あやふやな場合は、かけ算の文章題で「1つ分の数」がどれか、「いくつ分」の数はどれかをお子さまに説明させてみましょう。

例えば、

リボンを7本作ります。
1本を8cmにすると、リボンは全部で何cmいるでしょう。


このような問題だと、「1つ分の数」は「リボン1本分の長さ」なので「8(cm)」、「いくつ分」は、「リボンの本数」なので「7(本分)」となり、かけ算の式は「8×7=56」となります。

「7×8=56」でも「8×7=56」でも答えは「56」になりますが、文章題では式に意味があるので、どちらでもよいわけではありません。上の例で間違って「7×8=56」という式を書いてしまうと、答えは「56cm」ですが「1つ分の数」が「7(cm)」、「いくつ分」が「8(本分)」となり、式で表している状況が問題文とは変わってしまいます。

新しい計算を習いたての時期には、「8の7つ分」なので「8×7=56」というように式の意味を理解することが大切です。



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