こんなはずでは…2歳差育児の大変さ

メリットとデメリットの両方が挙げられる2歳差育児。
一見大変そうに思える2歳差育児ですが、一度に子育てが終わることや教育・遊びが二人一緒にできることなどのメリットがあり、そうした理由から理想の年齢差として考えている方も多いことでも知られています。また、3歳差になると、高校や大学受験のタイミングが重なるので避けたいと考えている方が多いようです。

ここでは、気をつけておきたいこと、楽しく育児を乗り切るヒントなどを2歳差育児を検討中のママ、2歳差育児に不安を抱えている保護者のかたに向けてご紹介します。

2歳差のメリット

2歳差育児のメリットは、育児の大変な時期がまとめて終わることです。
年齢が近いのでお子さま同士で遊べる、お子さまの性別や体の大きさによっては服を共有できる、保育園・幼稚園に同時期に通える、寝る時間などの生活時間が基本的に同じ、といったメリットがあります。
また、育児が落ち着いた後に仕事復帰を考えている保護者におすすめの2歳差育児。一気に育児を終えることによって、仕事復帰までの時間を短くできるのもメリットですね。

一方で、2歳差育児には短期間で大きな出費が発生する、下の子の妊娠中の育児がつらい、きょうだい喧嘩が多い、一時期は育児だけにかかりきりになってしまうなど、大変な要素も含んでいるようです。
2歳差育児中の保護者にとって、大変だと感じる瞬間も多くあるようです。メリットはもちろんですが、育児の大変さに追われることを想定しておく必要があります。

2歳差育児で気をつけておきたいこと

・「イヤイヤ期」と「つわり」を同時に体験することになるため、準備が肝心
→自身の体調を気遣いながら、「イヤイヤ期」のお子さまの相手をする必要があります。急に気分が悪くなった場合を想定して、お子さまの気を紛らわせる方法(おもちゃ、テレビ、おやつなど)を考えておきましょう。

・赤ちゃんを迎える準備を上のお子さまと一緒に楽しむには、年齢的にちょっと早い
→保護者が赤ちゃんを迎える準備をしているのを見ると、わざと邪魔をしたり気を引こうとしたり…赤ちゃんが生まれることを理解させるなら、なるべく「一緒に」を意識することは大切です。しかし、年齢的にちょっと早く、準備を楽しめないお子さまもいることを頭に入れておきましょう。

・上の子の「赤ちゃん返り」
→2歳差の場合、上の子はまだまだ甘えたい年頃です。必ずとは言えませんが、赤ちゃん返りする可能性が高い、と考えておきましょう。いつも以上に甘えてくる、普段ひとりでできることを保護者にやってもらおうとする、「聞いて」「見て」とアピールする、といった行動が赤ちゃん返りの例です。上の子の相手をしっかりとしてあげることが、赤ちゃん返りを早く終わらせるポイントになります。

・優先順位はその時の状況で判断する
どちらかを優先しなければと決めるのではなく、下の子が眠っている時などに上の子との二人の時間を積極的に作ってあげたり、その時の状況で臨機応変に対応するようにしましょう。
二人一緒に育児をするのが基本ですが、上の子の気持ちを尊重し受け止めながら下の子のお世話をしていく必要があります。また、上の子にとってもきょうだいは大切な家族であるということをしっかりと伝えていくことも大切です。

・育児期間が短くて済むというメリットを心の支えにして乗り切る
→上の子と下の子の年齢が近いほど、育児期間は短くなります。「今を乗り切れば」という思いを心の支えに、育児に励みましょう。

2歳差育児を検討するなら、このような気をつけておきたいポイントをおさえておきましょう。事前に心構えができるだけで、育児の大変さをやわらげたり、楽しく取り組んだりすることができます。

2歳差育児を楽しもう

お子さまが何歳差であっても、大変なことは何かしらあります。2歳差育児を魅力に感じるかどうかは人それぞれですが、事前に情報を得ておくことで前向きに受け止めることができる面もあります。2歳差育児を検討中のママ、2歳差育児に不安を抱えている保護者はぜひ参考にしてください。周りの声にとらわれすぎずに、各家庭の工夫で育児を乗り越えていくことが大切ですよ。

プロフィール

監修:市川由美子

保育士として15年以上にわたり、福祉施設、託児所、保育園などさまざまな場面での保育業務に携わる。
食育実践プランナー資格も有している。

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