親子で楽しめる!保育士オススメの手遊び歌TOP3をご紹介!

お子さまに「一緒に遊ぼう」とねだられた時、どんな風に遊んであげたら喜んでくれるのか悩んだ経験はありませんか?そんな時おすすめしたいのが、特定の道具を使わず、また場所や時間を選ばず楽しめる「手遊び歌」です。幼稚園や保育園でよく行われる手遊び歌は、親子でやっていただきたい遊びのひとつでもあります。
今回は、心と体の発達に良いとされる手遊び歌の魅力と、保育士おすすめの手遊び歌TOP3をご紹介しましょう。

手遊び歌とは?

幼稚園や保育園で手遊び歌は人気の遊びのひとつです。歌いながらリズムや歌詞に合わせて手や体を動かす遊びのことで、手遊び歌には以下のような、お子さまの心と体の成長につながる効果があると言われています。

◆脳の発達を促す
手遊び歌は、「第二の脳」と言われる手や指を使う遊びです。手や指が様々な動きをすることで脳が活性化し発達を促すと言われています。

◆五感が刺激され心の安定をもたらす
見本である相手を見ること、歌を聞くこと、手を動かすこと、真似をすること、歌うこと、リズムに合わせること、相手に触れることなど、一度に様々なことを行う遊びが手遊び歌です。手遊び歌により五感が刺激されます。さらに親子のスキンシップによりお子さまが愛情を感じることで、情緒の安定につながると考えられています。

◆手先が器用になる
手遊び歌では、歌詞によってうさぎやゾウなどの動物を真似たり、手先から腕、全身を動かしたりします。様々な手遊び歌を覚えていくことで、細かい動作や複雑な手の動かし方を学び、手先が器用になると言われています。

◆コミュニケーション能力の発達につながる
手遊び歌はひとりではもちろん、保護者などと一緒に楽しめる遊びです。その過程において遊ぶ相手とテンポや呼吸を合わせようとすることで、コミュニケーション能力を身に付けることができると考えられています。

手遊び歌はバリエーションが豊富!

手遊び歌には季節感のあるものやゲーム感覚で楽しめるものなど、バリエーションが豊富です。シーンに合わせて選んであげることやお子さまの好きな手遊び歌を一緒に楽しむことで、喜びもアップします。

◆季節に合わせた手遊び歌
季節感のある手遊び歌は、日本にある四季と、季節特有の食べ物や文化などを知ることができます。
例えば春なら、「キャベツの中から」という手遊び歌があります。指を1本ずつ立てて、お父さんやお母さん、お兄さん、お姉さんや赤ちゃんなど家族構成を表す言葉を覚えられる点も特徴です。秋ならおじいちゃんおばあちゃん世代もよく知っている「大きなくりの木の下で」のメロディが親しみやすく、手先にくわえ全身を使って遊ぶので、子どもたちの中で人気の手遊び歌のひとつでしょう。

◆英語の手遊び歌
英語の手遊び歌として、「Head and Shoulders」があります。「あたま・かた・ひざ・ポン」という歌の英語バージョンで、頭から肩、膝からつま先、最後に目、耳、鼻、口というように、英語で歌いながら体や顔を順番に手で触っていきます。次第にリズムを速めたりアレンジをくわえたりすると、お子さまたちはさらに楽しんでくれるでしょう。
覚えやすいリズムで英語に慣れ親しむことができ、体や顔の英単語も覚えられます。また、子どもたちに人気の「むすんでひらいて」や「きらきら星」を、英語バージョンで歌いながら手のフリを加えると、楽しみながら身近な英単語が身に付くかもしれません。

◆動物の動きに合わせた歌
動物が好きなお子さまなら、動物の動きに合わせた手遊び歌がおすすめです。パンダの目やうさぎの耳、コアラの抱っこを手で作りながら歌う「パンダ・うさぎ・コアラ」や、「こぶたぬきつねこ」は、動物の鳴き声が出てくるので小さいお子さまでも歌いやすいでしょう。

◆ゲームのような楽しい手遊び
「もしもしかめよ」の歌に合わせて楽しむ「グーパーゲーム」は、ゲーム感覚で楽しめる手遊び歌です。右手をパーにして前に出し左手をグーにして胸元に、次は右手をグーにして胸元に引き寄せ、左手をパーにして前に出すというのをリズムに合わせて繰り返しましょう。テンポをあげたりグーをチョキに変えたりとアレンジしても楽しめます。

保育士おすすめの手遊び歌を3曲ご紹介!

今ではいろいろな手遊び歌の動画がアップされていますので、保護者のかたが知らない歌は、動画を観て真似して楽しむのもひとつの方法です。
そこで、保育士がおすすめするお子さまに人気の手遊び歌TOP3をご紹介します。

◆「はじまるよ、はじまるよ」
(参照動画:https://youtu.be/sFw6v6W8UrM)

絵本の読み聞かせの導入など、お子さまの関心をこちらに向けたい時におすすめなのが「はじまるよ、はじまるよ」という手遊び歌。「はじまるよったらはじまるよ♪」と歌いながら、顔の左右で両手を3回ずつ叩き、「1と1で忍者さん」という歌詞で、左右の手で作った1本指を合わせ「ニン」と横に傾けます。
次は「2と2でカニさんよ ちょきん」、「3と3でねこのひげ にゃおん」というように指の数を増やしていき、最後の「5と5で手はおひざ」で、お子さまたちに聞く姿勢をつくるというものです。

◆「おべんとうばこのうた」
(参照動画:https://www.youtube.com/watch?v=122LC0ZxP1Y)

童謡の「おべんとうばこのうた」に手のフリをつけた手遊び歌は、多くの保育園や幼稚園でも歌われており、お子さまに人気です。人参やさくらんぼ、しいたけやごぼうなど数字にかけた歌詞によって、数字を覚えたり指で数字を作ったりできるようになるでしょう。また、ゾウさんやアリさんなど、お弁当の持ち主で箱のサイズと歌声の大きさを変えると、さらに楽しめます。

◆「グー・チョキ・パーでなにつくろう」
(参照動画:https://www.youtube.com/watch?v=hj3GnzdnY_o)

フランス民謡が原曲の「グー・チョキ・パーでなにつくろう」は、グー・チョキ・パーを両手で作り組み合わせ、身近なものを表現する遊びです。カタツムリやヘリコプター、ラーメンやちょうちょなど、様々なものをグー・チョキ・パーで作ることができます。
大人が思いつかないようなものをお子さまが表現することもあるので、ある程度周りの物事が把握できる年齢になったら、お子さまの発想に任せてやってみるのも楽しいでしょう。

手遊び歌で親子の触れ合いを楽しもう

お子さまが気に入っている手遊び歌は、「やって!」と繰り返しおねだりされることもあります。お子さまは幼稚園や保育園で楽しい手遊び歌を教えてもらうと、家に帰ってお父さんやお母さんと一緒にもう一度楽しみたいもの。また、手遊び歌そのものの楽しさに加えて、大好きな人とのスキンシップも楽しんでいるのです。
手遊び歌はいつでも準備なしで楽しめるので、お子さまのお気に入りを知っておくと、電車の中や公共の場所でぐずった時にも助けてくれるでしょう。
大きくなるにつれ、できる手の動きのバリエーションも増えていきますので、お気に入りの手遊び歌も増えていきます。お子さまの成長を感じながら、一回一回を一緒に楽しんであげましょう。

プロフィール

監修:市川由美子

保育士として15年以上にわたり、福祉施設、託児所、保育園などさまざまな場面での保育業務に携わる。
食育実践プランナー資格も有している。

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