赤ちゃんと一緒に飛行機に乗ろう!座席や運賃、注意点は?

赤ちゃんを飛行機に乗せるとき、「おとなしくしていられるかな?」「まわりに迷惑をかけないかな?」など、保護者の方の心配は尽きないことと思います。旅行以外にも、海外や国内の遠方に出かける用事がある場合など、どうしても飛行機に乗らなければならない機会が訪れるでしょう。
今回は、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る際の注意点などについて、ご紹介します。

(画像提供:ANA)

生後いつから飛行機に乗れる?座席や運賃は?

◆生後8日(出生日を含む)以降搭乗可能
国内線・国際線ともに、生後8日(出生日を含む)以降の赤ちゃんなら飛行機に搭乗することができます。ただし、生後から日が浅いほど授乳やオムツ替えの回数が多いなど、保護者の方の負担も大きくなるため、できれば生後1カ月未満での搭乗は避けることが望ましいと言えます。また、サポートできる大人が多いほどよいでしょう。

◆赤ちゃんの座席と運賃
<国内線の場合>
・生後8日(出生日を含む)〜3歳未満
同伴者の膝の上に座る場合は航空券不要(無料)。座席を占有される場合、小児普通運賃にて航空券の購入が必要(ただし、1歳未満の場合、シートベルト着用サイン点灯中のみ同伴者の膝の上に座らせてください)。チャイルドシートの利用も可能です(ANA・JALともに持ち込み可能、JALは事前予約のうえ貸し出しも行っています)。

・3歳以上
一人分の座席が必要。小児普通運賃にて航空券の購入が必要となります。

・お子さま2名以上の場合
大人1名につき3歳未満のお子さま2名まで同伴できます(3歳未満のお子さまが3名の場合、同伴者が2名以上必要)。
お子さま1名のみ無料(保護者の膝上)で搭乗可能、2人目は小児普通運賃にて航空券の購入が必要。

<国際線の場合>
・生後8日(出生日を含む)〜2歳未満
同伴者の膝の上に座る場合は幼児運賃適用。座席を占有される場合、小児運賃と同額(ただし、1歳未満の場合、シートベルト着用サイン点灯中のみ同伴者の膝の上に座らせてください)。チャイルドシートの利用も可能です(ANA・JALともに持ち込み可能、JALは事前予約のうえ貸し出しも行っています)。

・2歳以上
一人分の座席が必要。小児運賃が必要となります。

・お子さま2名以上の場合
大人1名につき2歳未満のお子さま2名まで同伴できます(2歳未満のお子さまが3名の場合、同伴者が2名以上必要)。
お子さま1名のみ幼児運賃で保護者の膝上での搭乗が可能、2人目のお子さまは小児運賃が必要。

各航空会社のサービス

赤ちゃんと一緒に搭乗する場合は、その旨を予約時に伝えておきましょう。各航空会社の提供するサービスを受けることができ、機内でも快適に過ごすことができます。

・ベビーカー貸し出し
機内手荷物として持ち込めないベビーカー。旅行の荷物もある中、搭乗までの間抱っこし続ける保護者の方は大変ですよね。
ANA・JALともに空港内のベビーカーの貸し出しを行っています。搭乗口まで使えるので、広い空港内も楽に移動できます。

・優先搭乗
3歳未満のお子さま連れのグループは、通常よりも先に機内へ乗り込むことができます。人が少ないうちに着席できるので、荷物の整理などを落ち着いて行うことができます(ただし、運航状況により実施できない場合もあります)。

・ベビーベッド(バシネット)の貸し出し
機内には、ANA(国内線・国際線)は10kg以下、JAL(国際線)は10.5kg以下の赤ちゃんが利用できるベビーベッドがあります。予約時に申し出が必要です。
(※)ただし、台数や設置可能場所に制限があります。

・オリジナルおもちゃのプレゼント
各社オリジナルのおもちゃがもらえます。いつものおもちゃに飽きても安心ですね。

・ミルク作りのお手伝い
機内でミルクをあげるときも、客室乗務員のかたがお手伝いしてくれます。また、お願いすれば熱湯で哺乳瓶の簡単な洗浄もしてくれます。

・離乳食・幼児食の提供

(※「JALチャイルドミール」(※写真はイメージです) 画像提供:JAL)

国際線では、月齢に合った離乳食・幼児食を用意してもらえます(事前予約要)。アレルギー対応が必要な場合、事前に電話で伝えておきましょう。
さらに、機内食に関しては各航空会社独自のサービスもあります。ANAでは、実際に子育て経験を持つシェフたちが“パパママシェフ”チームを結成し、「食育」と「デコ弁(デコレーション弁当)」をテーマにした機内食メニューを提供。栄養バランスを考えながら、お子さまに喜んで食べていただけるよう雪だるまの形に盛り付けるなど、見た目にも楽しいお弁当となっています。
(※こちらのANAのお子さま向け機内食のサービスは、2歳から12歳未満のお子さまが対象で、事前の予約が必要です。)
またJALでも、お子さま用機内食は、お子さまに楽しんでいただける見た目にも楽しいキャラ弁を採用しています。味付け・メニュー内容・栄養バランスについても、実際に子どものいる社員が集まって会議を行い、シェフとともに意見を出して決定しています。
こうしたサービスを利用すれば、空の旅が一層楽しくなりそうですね。
他にもたくさんのサービスがありますので、うまく活用して快適に過ごしましょう。詳細は各社のウェブサイトをご覧ください。

また、上記の座席・運賃に関する規定、サービス内容は全て大手国内航空会社2社(ANA・JAL)のものとなります。詳細は各社のウェブサイトやサポートデスクなどでご確認ください。また、その他の航空会社の規定、サービス内容は上記と異なるため、ご注意ください。

赤ちゃんと飛行機に乗る際の注意点

◆早めの予約・座席選びを
赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る際は、特別な理由がない限り早めの予約を心がけましょう。なぜなら、直前の予約の場合はご家族で並びの席を確保できなかったり、希望する席を選べなかったりするからです。
予約時に選ぶ座席も、重要なポイントです。外の景色が好きなお子さまは窓際、ぐずりやすいお子さま、オムツを頻繁に替える必要のあるお子さまは通路側のほうがよいでしょう。
他にも、トイレ近くの席は人通りが多いため避ける、人が少ない傾向にある後ろの席を選ぶなど、なるべく周囲の人に気を遣わずに過ごせる席を選ぶことをおすすめします。
また、赤ちゃんが途中で泣き出しても降りたり人を避けたりできない環境ですので、座席に着く前に周囲のかたがたに一言ご挨拶をしておきましょう。ちょっとしたことですが、小さな配慮ひとつでまわりの印象が変わることもあります。

◆余裕をもって空港に到着する
飛行機に乗る場合に限らず、赤ちゃんと行動する際は時間に余裕をもつことが鉄則です。いつどのような予想外のことが起こるかわからないからです。
飛行機では、手荷物を自由に取り出せない、数時間自由に動くことができないなどの制約をともないます。そのため、準備がいつも以上に大切になります。
乗る前に授乳を済ませ、飛行機の中でタイミングよく眠ってくれるよう遊びの時間を設けるなど、しっかりと準備を行いましょう。

◆赤ちゃんに必要な荷物は分けておく
離陸時や着陸時、またベルト着用サインが点灯している間は荷物の上げ下ろしができません。そのため、赤ちゃん用の荷物は座席の下に置いておき、すぐに取り出せるようにしましょう。あらかじめ二つに分けておくと、離陸前に慌てなくて済むので便利です。

◆搭乗前にオムツ替えを済ませておく
機内にはオムツ交換台のついたトイレがありますが、フライト中は安全上の理由で利用できない時間帯もあります。必ず搭乗前に済ませておきましょう。また、各社紙オムツを提供していますが、肌に合わないなどトラブルが起きる可能性もありますので、いつも使い慣れているものを多めに持っていくことをおすすめします。

工夫をして快適な空の旅を

赤ちゃんと飛行機に乗る際はさまざまなことに気を配る必要がありますが、保護者のかたの不安を少しでも取り除けるよう、各社さまざまなサービスを提供しています。それらをうまく活用し、お子さまと一緒に過ごす空の旅をすてきな思い出にしましょう!

〈協力〉
ANA
http://www.ana.co.jp/
日本航空株式会社
https://www.jal.co.jp/

※2017年2月15日時点での情報です。

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