成長の証である赤ちゃんの寝返りはいつから?練習方法はあるの?注意点は何?

赤ちゃんの成長の証とも言うべき行動の一つが「寝返り」です。首がすわると次は「いつ寝返りを打つのかな?」と待ち遠しいものです。
そこで、赤ちゃんの寝返りが始まる時期や寝返りがうまくできるようになるためのサポート方法、事故を防ぐための注意点についてご紹介します。

赤ちゃんが寝返りを始める時期

赤ちゃんが寝返りを始める時期は、生後5~6カ月というのが一般的です。とはいえ、3ヶ月くらいから寝返りをする赤ちゃんもいれば、10ヶ月頃に寝返りを始める赤ちゃんもいるなど個人差が大きいものです。生後7カ月までに約90%の赤ちゃんが寝返りを打つというデータもありますが、成長や発達は個人差が大きいので赤ちゃんのタイミングを大切にしてあげるようにしましょう。

横向きになったり、仰向けで手足をよく動かすようになったら、寝返りをする予兆かも

赤ちゃんをよく観察していると「そろそろ寝返りがしたいのかも」という予兆に気付くことがあります。それは、次のような行動です。

  • ・仰向けで寝ながらも手足をよく動かす
  • ・体をひねろうとする
  • ・横向きになる

これらの様子が見られたら、そっと腰と背中を支えて寝返りのサポートをしてあげるのも良いでしょう。あかちゃんが寝返りの感覚をつかみやすくなるはずです。

遅くても心配しすることはない

一般的に生後5〜6ヶ月に寝返りを始めると言われていますが、遅くても心配することはありません。月齢が同じくらいの赤ちゃんが寝返りできるようになると「うちの子はまだなのかな?」と不安になることもあるかもしれませんが、前述したように寝返りの時期は個人差が大きいものです。

特に体の大きな赤ちゃんは寝返りが遅くなる傾向があります。体が大きいから体を動かす力もあるかと思いがちですが、その反対です。大きな体を思うように扱えず寝返りができるようになるまで時間が必要になる場合も多くあります。

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プロフィール



子どもの心身の成長に向き合う現場を20年以上経験するドクター。経験に加え、日本小児科学会専門医・指導医、日本小児神経学会専門医・指導医、日本てんかん学会専門医・指導医、と数多くの認定資格を所持し、日々、てんかんや熱性けいれんなどのけいれん性疾患、頭痛、発達の遅れ、脳性麻痺など、主に神経疾患のお子さんの診察を行う。東京医科大学主任教授としても、次世代の医師の育成に力を入れている。

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