トイレトレーニングパンツ・パッドの選び方と使い方

【臨床心理士監修】いよいよオムツはずれのとき! トレーニングパンツはどれがおすすめ?何層?何枚必要?いつから替えればいいの?子どもがいやがってはいてくれない!などなどおうちのかたの悩みにお答えします!

トレーニングパンツの特徴を知って上手にトイレトレーニングしよう!

トレーニングパンツとは、トイレトレーニングの過程でオムツから普通のパンツに移行するときに使うパンツです。トレーニングパンツはおしっこを吸収しつつ、「おしっこでぬれた」感覚がわかるように作られています。お子さんは、ぬれたパンツが不快で「次からはトイレでしよう」という気持ちになります。トレーニングパンツには、さまざまな機能やデザイン、素材のものがあるので、それぞれの特徴を知ってトイレトレーニングに上手に活用してくださいね。

紙製?布製?それぞれのメリット・デメリットは?

トレーニングパンツは、大きく分けて紙製のものと布製のものがあります。それぞれのメリット・デメリットを挙げてみましょう。

【紙製のトレーニングパンツのメリット】
紙製のトレーニングパンツは、紙オムツと同じく使用後に捨てることができるので、洗濯の手間がかからないという点です。おうちのかたが忙しい場合や外出時などにとても便利です。

【紙製のトレーニングパンツのデメリット】
紙製のトレーニングパンツは、一回のおしっこでおむつ内部がぬれたという感覚になるので、おしっこのたびに交換する必要があります。そのため、布製のトレーニングパンツに比べてコストがかかります。

【布製のトレーニングパンツのメリット】
布製のトレーニングパンツは、見た目が普通のパンツに近いので、お子さんが「パンツにステップアップできた」という気分になれます。デザインも豊富にあるので、自分で好きなパンツを選ぶこともでき、トイレトレーニングを楽しく進めることができます。
また、紙製のトレーニングパンツよりもおしっこやうんちをした感覚がわかりやすいです。布製のパンツは湿った感じが気持ち悪く、「次からはトイレでしよう」という気持ちが芽生えやすいのです。

【布製のトレーニングパンツのデメリット】
紙製のトレーニングパンツに比べると吸収力が弱いので、おしっこの量が多いときなどはパンツからもれてしまう可能性があります。また、汚すたびに洗濯をしなければならないので、おうちのかたの手間がかかります。

パンツの層の違いでどう変わる?

布製のトレーニングパンツは「3層」「4層」「6層」など、おしっこを吸収するために股の部分が多層構造になっています。

一般にパンツの層が厚くなるほど「もれにくく」、洗濯したときに「乾きにくい」と言われています。また、パンツの層が多いほど「蒸れやすい」ので、暑い季節や肌がかぶれやすいお子さんは注意が必要です。

おうちで使う場合は、乾きやすい3層か4層のものを使用し、おしっこのもれが気になる外出時などは6層を使うなど、状況によって使い分けるといいでしょう。

トレーニングパンツは何枚用意すればいい?

トレーニングパンツを購入する場合、最初から大量のパンツを買う必要はありません。お子さんによっては、分厚いトレーニングパンツのはき心地が悪く、トレーニングパンツをいやがるお子さんもいます。また、数回使うだけですぐにトイレができるようになるお子さんの場合は、トレーニングパンツをほとんど使用しないこともあります。

最初は3層か4層のものを2~3枚購入してお子さんにはかせてみます。お子さんがはくのをいやがらないようなら、さらに洗い替えを購入し、外出用に6層のものを買い足すといいでしょう。トレーニングパンツの洗濯は、おうちのかたの負担にもなります。忙しいときや外出時などは紙製のトレーニングパンツも上手に利用しながら、無理のないようにトイレトレーニングを進めていってくださいね。

ズバリ!おすすめのトレーニングパンツは?

店舗や通販でいろいろな種類のトレーニングパンツが販売されていますが、どれを購入すればいいのか迷ってしまいますよね。おすすめのトレーニングパンツとその特徴を紹介するので、参考にしてください。

子どもが好きなキャラクターのパンツ

お子さんに人気No.1なのがキャラクターデザインのパンツです。男の子も女の子も大好きなキャラクターのパンツは喜んではいてくれます。トイレトレーニングの主役はお子さんです。お子さんに好きなパンツを選んでもらうと、やる気がぐっとアップします。

【しまじろう・蒸れにくいトレーニングパンツ 消臭抗菌加工付き(2枚入り)】

価格:1,522円(税込み)
カラー:ブルー・イエロー各1枚入り/ピンク・イエロー各1枚入り
サイズ:90センチ・100センチ
こちらからご購入いただけます。

特徴
● お子さんの大好きなしまじろうのパンツで楽しくトイレトレーニング
● 4層構造でもれにくく、蒸れにくい素材を使用
● 内側の生地を外に引き出して干せる(吊り式)ので乾きやすい
● 足回りがギャザー入りなので足が動かしやすい

トイレトレーニングの教材として大人気のしまじろう。教材やDVDなどで親しみのあるしまじろうのパンツはお子さんも喜んではいてくれます。蒸れにくい素材を使用しているので、あせもなどができやすいお子さんにも安心です。パンツの内側の布を引き出して干せるので、乾きやすいのも特長です。

【アンパンマン 男の子・女の子6層トレーニングパンツ2枚組】

(出典:株式会社バンダイ)
価格:1,680円(税抜き)
カラー:イエローの他、ピンク・ブルー
サイズ:80センチ・90センチ・95センチ・100センチ

特徴
● 男の子にも女の子にも人気のアンパンマン
● 6層構造でおしっこのもれをしっかり防ぐ
● マチ部分には日本製の吸水素材や防水ラミネートフィルムを使用
● 肌にふれる内側部分は柔らかいパイル素材

おまるや補助便座のキャラクターとしても人気のアンパンマン。6層タイプはおしっこのもれが少なく、外出時などにおすすめです。

【チャックル 中股4層ハローキティトレーニングパンツ3枚組】

(出典:http://www.nishiki-ch.co.jp/chuckle/products/item/p_000894.php )
価格:1,598円(税込み)
サイズ:80センチ・90センチ・95センチ

特徴
● 女の子の大好きなハローキティの柄違い3枚セット
● マチ部分は4層構造でおしっこもれを防ぐ
● 一枚あたり約500円とリーズナブルな価格が人気

女の子は、かわいいパンツが大好きです。ハローキティのトレーニングパンツはどの柄もかわいらしく、選ぶのが楽しくなりそうですね。トレーニングパンツの人気ランキングでもいつも上位に入る、女の子向けのデザインです。

【パンパース 卒業パンツでトイレトレーニング】

(出典:http://www.jp.pampers.com/product/toilet-training)
価格:オープン価格
枚数:1パック(Lサイズ36枚入・ビッグサイズ32枚入)
サイズ: Lサイズ(9~14kg)、ビッグサイズ(12~22kg)

特徴
● 「ぬれた感じがするシート」でトイレトレーニングをスムーズに
● おしっこ3回分をしっかり吸収
● おしっこお知らせサインつき
● パンツの後ろにはお子さんの大好きなしまじろうのキャラクターつき

病院・産院などで広く使われているパンパース。「ぬれた感じがするシート」はもれないので、おうちのかたにもお子さんにもストレスの少ないトイレトレーニングを応援します。また人気のある「しまじろう」のキャラクターつきで楽しく。紙製のトレーニングパンツは、約3回分のおしっこを吸収できるので、外出時にも安心です。2サイズ展開で、ビッグサイズは3歳以上の身体の大きなお子さんにもぴったりフィットします。

肌に優しい素材のパンツ

【メイドインアース オーガニックコットン トイレトレーニングパンツ】

(出典:http://madeinearth-store.jp/item/983.html )
価格:2,916円(税込み)
サイズ:90センチ

特徴
● オーガニックコットン100%
● 外側から、やわらかで伸びのよいニットパイル生地、吸収力のあるタオル生地、肌触りのよいフライス生地の3重構造
● 防水加工なし

素肌にやさしく、とても心地よいオーガニックコットン100%のトレーニングパンツです。防水シートなし、防水加工なしなので、おしっこのもれはありますが、その分「おしっこをした」という感覚がわかりやすいパンツです。通気性も良く、足回りもすべてオーガニックコットンなので肌の弱いお子さんや、あせもなどが気になる夏におすすめです。

【 Zoocchini(ズッキーニ)オーガニックコットン・トレーニングパンツ3枚セット】

(出典:http://www.zoocchini.com/kids/organic-training-pants/3-piece-organic-training-pants-boys-ocean-friends-2-3.html )
参考価格(2017年1月現在):5,000円~5,800円(税別)
サイズ:2-3T・3-4T
バリエーション:サファリ(男の子用・女の子用)・オーシャン(男の子用・女の子用)

特徴
● 「Zoocchini(ズッキーニ)」は2015年に日本初上陸したアメリカ発のベビー&キッズブランド
● オーガニックコットン100%
● 股部分は吸収性のよい両面テリー素材を挟み込んだ4層構造
● 選ぶのが楽しくなるカラフルでポップなデザイン

オーガニックコットンのトレーニングパンツはシンプルなデザインのものが多いですが、Zoocchini(ズッキーニ)のトレーニングパンツは、他のオーガニックコットンのパンツにはない、カラフルなデザインが目を引きます。柄違いの3枚セットで、楽しくパンツを選びながらトイレトレーニングができます。箱入りなのでギフトにも最適です。

洗いやすく、乾きやすい!

【チャックルベビー 6層吊り式トレーニングパンツ】

(出典:http://www.nishiki-ch.co.jp/chuckle/products/item/p_000063.php )
価格:1枚 1,728円(税込み)
カラー:イエロー・グリーン・ピンク
サイズ:80センチ・90センチ・95センチ・100センチ

特徴
● もれにくい6層式でも、内側部分を引き出して干せるから乾きやすい
● おしっこ約2回分(120~140cc)をしっかり吸水
● 体の大きなお子さんにも対応する100センチサイズもあり

「6層式はもれにくいけど、乾きにくい」…そんな悩みを解決した、吊り式(内側の布を引き出して干せる)のトレーニングパンツです。乾いたあとは内側の布を戻すだけ。吊り式のトレーニングパンツは、洗濯物が乾きにくい梅雨や冬に便利です。

【日本製 *シャレトレ*お着替えラクラク!6層両開きトレーニングパンツ】

(出典:http://www.nishiki-ch.co.jp/chuckle/products/item/p_000998.php )
価格:1,620円(税込み)
カラー:イチゴ柄・クルマ柄
サイズ:80センチ・90センチ・95センチ・100センチ

特徴
● もれにくい6層式
● スナップで両サイドが開くので乾きやすい
● うんちのとき、全開にして脱がすことができるので足が汚れにくい
● 自分でパンツをはくのが苦手なお子さんにもはかせやすい
● おしっこ2回分をしっかり吸収

6層タイプで、パンツの両サイドが開く「全開式」のトレーニングパンツです。まだ自分でパンツを着脱するのが苦手な1歳児などのお子さんにおすすめです。大きく広げて干せるので、内側までしっかり乾かすことができます。

【シンクビー トレーニングパンツ 【オーガニック】ボーダー柄】

価格:2,160円(税込み)
サイズ:80センチ・90センチ・95センチ

特徴
● オーガニックコットン100%
● 内側の布が引き出して干せる(吊り式)で乾きやすい
● 股の部分は三重編みのキルトニットと防水布、柔らかい表地の3層構造
● ウエスト部と足回りには伸び縮みするオペロンゴムを使用

表地と内側にはオーガニックコットンを使用し、股の部分のみ防水布を使用しています。肌への優しさともれにくさを両立したトレーニングパンツです。内側の布を引き出して干すことができるので、3層構造でも乾きやすいのが好評です。

トレーニング終了後も使えてお得!

【アンパンマン おむつはずれ応援パンツ 2枚組】

(出典:株式会社バンダイ )
価格:1,280円(税抜き)
カラー:ブルー、ピンク
サイズ:90センチ・95センチ・100センチ

特徴
● おしっこでぬれると股部分にアンパンマンの悲しい顔が浮き上がる
● 防水シートなしで乾きやすい
● 薄手のスムース地でトイレトレーニング終了後も普通のパンツとして使える

おうちのかたの声から生まれた「おしっこお知らせサインつき」のトイレトレーニング応援パンツです。おしっこでぬれるとアンパンマンの悲しい顔が浮き上がるので、「ぬらさないように、次はトイレでしよう!」というお子さんのやる気が芽生えます。トイレトレーニング卒業後も普通のパンツとして使えるので便利です。

【ナユタ オーガニックコットン フライストレーニングパンツ】

(出典:http://nayuta-organic-cotton.com/?pid=46527043)
価格:1,944円(税込み)
サイズ:90センチ

特徴
● オーガニックコットン100%
● 柔らかくて伸びのよいフライス生地使用
● 股の部分は通気性のよいワッフル生地を使用しむれにくい
● 足脚回りはゴム不使用
● チクチクが気になる洗濯表示やタグは全て外側に

オーガニックコットン使用の薄手のトレーニングパンツです。フライス生地は肌あたりが優しく、お肌の敏感なお子さんにも安心して使えます。防水シートを使用していない薄手のパンツなので、トイレトレーニング終了後は普通のパンツとして使えます。

おうちのかたもラクチン!パッドのおすすめは?

トイレトレーニングを進めるには、トレーニングパンツ以外に「パッド」を使う方法もあります。パッドは、普通のパンツの股部分に敷くことで「おしっこをした感覚がわかる」ことと「外にもれにくい」という2つの機能を果たします。トレーニングパンツをわざわざ買わなくても普通のパンツがトレーニングパンツに早変わりする、便利なアイテムです。

パッドを使うメリット・デメリット

トレーニングパンツよりお手軽なパッド。そのメリット・デメリットを挙げてみます。

【パッドを使うメリット】
トレーニングパンツは、多層構造になっていることもあり値段が高いですが、使う時期は限られています。パッドを使うと、その後も長く使える布パンツがトレーニングパンツとして使えます。おしっこでぬれたパッドはそのまま捨てることができるので、おうちのかたの手間もかかりません。

【パッドを使うデメリット】
紙のトレーニングパンツと同様に、高分子吸収体を使用しているので、おしっこの吸収率が高く、お子さんによってはおしっこをしたことに気づきにくい場合があります。また、パッドは長さが30センチ以上と大きいので、布パンツからはみ出したり、ゴワついたりして、敏感なお子さんはパッドの感触をいやがる場合があります。

パッドを使うならこれがおすすめ!

【ピジョン オムツとれっぴートイレ・トレーニングパッド】

(出典:https://products.pigeon.co.jp/item/index-803.html)
価格:オープン価格
枚数:1パック(33枚入)
サイズ:フリー 19cm×36.7cm

特徴
● 布パンツにセットするだけ
● パッドがぬれると、泣いたパンダさんの絵が浮き上がる
● ハイパー吸収体が約1.5回分のおしっこを吸収
● サイドギャザーと股にフィットする形状でおしっこもれを防ぐ

「布パンツに敷くだけ」「汚れたら捨てるだけ」のお手軽パッドです。着替えが面倒な外出時などにピッタリです。おしっこが出ると、泣いたパンダさんの絵が浮き上がるので、お子さんと一緒におしっこが出たことを確認できます。

【グーン 安心トレーニングパッド】

(出典:http://shop.elleair.co.jp/shopdetail/014002000002/014/002/X/page1/order/)
価格:925円(税込み)
枚数:1パック(34枚入)
サイズ:フリー15.4cm×37cm 

特徴
● 布パンツにパッドをセットするだけで、もれを防止
● おしっこでぬれた感覚がしっかりわかる
● 全面通気性バックシート使用
● 小さめのパッドで体の小さいお子さんにもフィット

ピジョンのパッドより一回り小さめのサイズで、体の小さなお子さんでも使用できます。リニューアルによって、おしっこでぬれたという感覚がよりわかりやすくなりました。布パンツにセットするため、「お兄ちゃんパンツ(お姉ちゃんパンツ)をはきたい」という子どもの自立心を損なわずに、トイレトレーニングを進められます。

トレーニングパンツのデビューはいつからが正解?

トレーニングパンツは、トイレトレーニングがどのくらい進んだ頃に使用するのがいいのでしょうか? トレーニングパンツを使うタイミングとその見極め方を解説します。

トレーニングパンツをはかせるタイミング ~3つの見極めポイント~

「トイレトレーニングを始めよう!」と、いきなりトレーニングパンツをはかせるのはまだ早すぎます。トイレトレーニングは、次のように一つひとつのステップをゆっくり進めていくことが大切です。

ステップ1:お子さんがトイレに興味をもつ
ステップ2:トイレに行っておまるや便座に座ってみる
ステップ3:生活リズムに合わせて誘い、1日に何度かトイレに行けるようになる
ステップ4:自分から「トイレ」と言えるようになる

大切なのはおしっこやうんちがうまくできるかだけでなく、お子さんがトイレをいやがらず、楽しくトイレトレーニングができているかということです。

トレーニングパンツを使用する目安は
1. トイレでおしっこやうんちが成功することが2回に1回くらいある
2. 少し介助してあげれば、お子さんが自分でパンツをはくことができる
3. お子さんが自分から「おしっこ」や「うんち」と言えるときがある

これら3つがそろってきたら、トレーニングパンツやパッドを使ってみましょう。

トレーニングパンツに変えるのにおすすめの季節

トレーニングパンツは普通の布パンツと違って、股の部分に防水シートを使用しているものや、何層も布を重ねた多層構造になっているものがほとんどです。そのため、洗濯してもなかなか内部まで乾きづらいという特徴があります。

また、防水性があるといっても、完全におしっこを防げるものではありません。おしっこの量によってはもれてしまうことがあり、その度に着替えや掃除が必要になります。

「洗濯物が乾きにくい」「お着替えが頻繁になる」「掃除が大変」ということを考えると、おすすめの季節は「夏」になりますが、一番大切なのはお子さんのやる気です。トイレトレーニングがスムーズに進んでいて、お子さんが「オムツを卒業してパンツをはいてみたい!」という気持ちになってきたら、夏に限らずトレーニングパンツを使ってみてください。

トレーニングパンツの洗い方は?

トレーニングパンツは頻繁に取り替えるものなので、洗濯の手間が増えて面倒なのでは…と心配なおうちのかたも多いでしょう。暑い季節は匂いも気になりますよね。そこでトレーニングパンツを洗うコツをお教えします。

おしっこだけもらした場合

おしっこは頻繁にするので、その都度洗濯機を回すわけにもいきません。基本はさっと予洗いして、つけ置きしておきましょう。つけ置き用の液は重曹やセスキ炭酸ソーダ(重曹と炭酸塩の複合物)を溶かしたものがおすすめです。重曹やセスキ炭酸ソーダはドラッグストアで手に入る安全な薬剤で、雑菌の繁殖を防ぐので匂いが気にならず、汚れを落としやすくする効果もあります。

つけ置き液の作り方は、2リットルのぬるま湯に対し、重曹大さじ1杯(セスキ炭酸ソーダは小さじ2)を溶かします。トレーニングパンツが溜まってきたら、絞ってそのまま洗濯機で洗濯しましょう。

うんちをもらした場合

トレーニングパンツの中でうんちをした場合は、まず、トイレでパンツについたうんちを拭いて流します。そのあと、洗濯石鹸で予洗いします。汚れがひどい場合は小さな洗濯板を使って洗うといいでしょう。その後すぐに洗濯をしない場合は、おしっこの場合と同様に、重曹かセスキ炭酸ソーダを溶かした液につけ置きしておきます。

うんちの黄ばみが気になるときは、「酸素系漂白剤」(塩素系は刺激が強いので酸素系のものを使用しましょう)が効果的です。酸素系漂白剤はドラッグストアで購入でき、安全性が高く、肌への刺激も少ないので、トレーニングパンツ洗いに最適です。つけ置きしたあとで洗濯すると、うんちの黄ばみを落とすことができます。

トレーニングパンツをいやがるときのおすすめ対処法

お子さんによっては、トレーニングパンツをはくことをいやがる場合もあります。その場合の対処法をいくつかご紹介します。

普通のパンツで成功するケースも

トレーニングパンツ(特に層の厚いもの)は股の部分がゴワゴワして、はき心地がいいものではありません。お子さんによっては、トレーニングパンツをはくと「気持ち悪い」といやがるケースもあるでしょう。

その場合は、普通のパンツを使ってみましょう。普通のパンツを「お兄ちゃんパンツ」「お姉ちゃんパンツ」と言ってはかせてあげると、「自分が成長したこと」がうれしくなって、お子さんのやる気がアップするかもしれません。

普通のパンツを使う場合はおしっこやうんちがもれてしまうので、着替えやお掃除が大変ですが、お子さんはパンツで「おしっこ」や「うんち」をすると汚れてしまうということがわかります。パンツやお部屋を汚さないために「今度はトイレでしよう」という気持ちが自然に芽生え、トイレに行けるようになるお子さんもいます。

パンツの上にオムツ作戦

トレーニングパンツは6層のものを使っても、おしっこの量によってはもれてしまうことがあります。おしっこやうんちで洋服やお部屋を汚すことが嫌いなお子さんは、トレーニングパンツをはくのをいやがる場合もあります。その場合は、布製のパンツの上にオムツをはかせるという方法があります。内側の布パンツはおしっこでぬれる感覚がわかり、オムツがあるので、お部屋や洋服を汚すこともありません。

いっそ何もはかないのが一番の近道!?

トレーニングパンツをいやがるお子さんなら、いっそ何もはかないでおしっこやうんちが出るのを知ってもらう、というやり方もあります。アメリカで話題になったトイレトレーニングの方法で、おうちにいるときは下半身裸で過ごし、お子さんが「おしっこ」や「うんち」をすれば、おうちのかたと一緒に確認して掃除をします。「自分がおしっこやうんちをした」ことと、「トイレでしないとお部屋が汚れてしまう」ということを経験から学ばせるという方法です。

下半身は裸で過ごすので、「お部屋を十分に暖かくする」「おうちのかたはなるべく外出を控える」といった工夫が必要ですが、短期間でオムツがはずれた例もあるので、試してみる価値はありそうです。

その子のタイミングに合わせてあげることが大事

トイレトレーニングの基本は「無理をしない」ことと、「お子さんのやる気に合わせる」ことです。トレーニングパンツをはきたがらない場合や、トイレトレーニング自体をいやがる場合は、お子さんがトイレトレーニングを負担に感じているかもしれません。

その場合は、一旦トイレトレーニングを中断して、お子さんが自然に興味をもってくれるようになるのを待ってあげるか、一つ前のステップに戻って、オムツで過ごしてトイレにこまめに誘うことを続けましょう。いずれお子さんの心身の発達とともに、自然とトイレに興味をもつようになってきます。おうちのかたは、お子さんの様子をじっくり観察して、無理じいしないように、ゆっくりトイレトレーニングを進めていきましょう。

トイレトレーニングはお子さんの気持ちに寄り添うことが大切

トレーニングパンツやパッドはお子さんのトイレトレーニングをサポートする便利なグッズです。お子さんの様子を見ながら上手に利用すると、楽しくスムーズにトイレトレーニングを進めることができるでしょう。

トレーニングパンツやパッドがお子さんに合わないなと思ったら、別の方法に変えてみたり、時期を改めてみたり、柔軟に対応してあげるといいですね。おうちのかたは「焦らない」「友達と比較しない」「イライラしない」「怒らない」ことを心がけましょう。一番大切なことはお子さんの「トイレに行けるようになりたい」という気持ちです。自分でトイレに行けるようになることは、お子さんの大きな成長の一歩。お子さんを信じてゆったりとした気持ちで、トイレトレーニングを進めていってくださいね。

プロフィール

臨床心理士監修:須々木真紀子

「ママchan」臨床心理士。日本心理臨床学会所属、学校心理士および保育士資格。首都圏を中心に複数自治体の保育カウンセラー、スクールカウンセラーとして、幼少教育現場における子どもの発達と子育て支援に勤しむ。現在、株式会社インフォマートの「ママchan」臨床心理士として、幼稚園・保育園の巡回訪問を行う。三児の母。
・「ママchan」臨床心理士 http://ameblo.jp/kokorokodomo/

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