【PR】子どもが反抗期に向かう前に見直しておきたい会話力(現場レポ)【中編】

前回に続き、エリアベネッセ青山で行われたコーチング・ワークショップを取材し、キャリア教育の専門家である小寺毅氏に、子どもの主体性と自信をはぐくむコミュニケーションについてうかがいます。今回は、コミュニケーションの質を左右する「質問力」について聞きました。

質問の角度を変えて核心に迫る!? 「質問ゲーム」

ウォーミングアップに続き、始まったのは「質問ゲーム」。子どもと保護者一人ひとりに、動物の絵を描いたカードが1枚ずつ配られました。
カードの動物を自分では見ないで、ほかの人にはわかるように、頭の上に乗せます。そして、出会った相手に質問をしながら、「自分がなんの動物か」を当てるというゲーム。
会場は一気ににぎやかになりました。「私、どこに住んでる?」「中国!」「何を食べてる?」「笹!」これは簡単、すぐ「パンダ」とわかります。わかったら、別のカードをもらって再スタート。イヌ・ネズミ・コアラなどは比較的簡単に当たりますが、サンマ・シャチ・ホタルなど、ちょっと難しいものも。「色は?」「ピンク!」「かわいい?」「うーん…」「食べられるの? どうやって?」「うん! お肉になる」……これはブタ。色や形や大きさのほか、怖いかかわいいか、どんな性格か……など、様々な質問が飛び交いました。身近でないモノほど、様々な角度から質問しないとヒントが得られません。

質問によって、答えは大きく変わってくる

このゲームによって「質問次第で、相手の答えが大幅に変わってくることを実感していただけたら」と小寺さん。「質問には、YesかNoかで答える『クローズドクエスチョン』と、何を・誰と・いつ・どこで・どのように……などで答える『オープンクエスチョン』があります。『宿題やったの?』のようなクローズドクエスチョンだと『やったよ』の一言で会話が終わってしまいますね。また、オープンクエスチョンでも、『今日は何をしたの?』など同じような質問ばかりしていると、同じような答えしか返ってこなくなります。

まずは、子どもが話してくれるのを待って、よく聞くこと。そして、たとえば『そのとき、どんな気持ちだった?』というように、いつもと少し違う質問をしてみてはいかがでしょうか」。

会場の保護者のかたからは「同じことばかり聞かれていたら、子どもも嫌になってしまいますよね。いろんな角度から質問しながら子どもとおしゃべりを楽しめたら、これからも柔らかな関係でいられそうです」「質問力について、さらに具体的に聞きたい」といった感想をうかがいました。

質問を「チェック」や「尋問」にしないために

小寺さんは、今回参加した子どもたちについて、とても無邪気で元気、保護者となんでも話し合える関係が成り立っている印象を受けたといいます。「思春期に入ると保護者に話せないことも増えてきますが、それは決して悪いことではありません。ただし、子どもの中に『お父さん、お母さんは、いざというときは自分をわかってくれる』という信頼感が保たれていることが大切です」。
ところが保護者のほうは、子どもを心配するあまり「勉強はちゃんとやっているの?」「今日は誰とどこへ行ったの?」といったチェックや尋問のような質問をしてしまいがち。チェック型の質問は、むしろ子どもとのコミュニケーションを閉ざしてしまうといいます。
「質問はコミュニケーションのきっかけであり、『話したいことはいつでも聞くよ』という子どもへの意思表示にもなります。様々な角度から問いを投げかけながら、子どもとのコミュニケーションを楽しんでいただきたいですね」。

最終回は、ワークショップの模様を紹介しながら、「承認力」について、詳しくうかがいます。

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