【PR】子どもが反抗期に向かう前に見直しておきたい会話力(現場レポ)【前編】

最近、自分の生き方を自分で決められない、自信のない若者が多いという声をよく耳にします。その背景には、子ども時代の家族とのコミュニケーションがあるといいます。

エリアベネッセ青山で行われたコーチング・ワークショップを取材し、コーチングとカウンセリングを組み合わせたキャリア教育で高い評価を得ている小寺毅氏に、子どもの主体性と自信をはぐくむコミュニケーションについて聞きました。

「自分の気持ちを言えない」のはなぜか

大学生や社会人のキャリア教育を広く展開する小寺毅さん。数多くの若者と接する中で気づいたのは、「自信や主体性のなさは、家族とのコミュニケーションと深い関わりがある」ということでした。
「『何をしたいか』『どんなふうに生きていきたいか』と問われると、『わからない』と答えるか、周囲の顔色を見て、当たり障りのない答えをする子が多いのです。家族とのコミュニケーションがうまくいっていない人ほど、自分の将来に希望を抱けない傾向がある。自分に自信が持てないから、本当の気持ちを言えず、周囲から『マル』をもらえそうな答えを返してしまうのですね」。

「指示命令」と「チェック型会話」に陥る前に

たとえば、「ああしなさい」「こうしなさい」といった指示命令ばかりで、会話が成り立っていない。会話のきっかけとなるのは「質問」ですが、「宿題やったの?」といった、答えがYesかNoで終わってしまう質問が多く、豊かな会話につながっていない。つねに行動や成果をチェックされているような印象を受けるため、子どもの中に自己肯定感が育たない……小寺さんは家庭内の会話について、そんな問題点を挙げます。

子どもが小さいうちは、親子でたっぷりおしゃべりを楽しんでいたはずなのに、「受験」や「将来」が現実的になるにつれ、「チェック型」の会話になりがち。子どもたちの自信や可能性をつぶさないためには、そうなる前に親子のコミュニケーションを見直す必要があるのでは……そんな問題意識が、今回のワークショップにつながりました。対象は、小学生の子どもとその保護者です。

ちょっとした共感ポイントを見つけて

ウォーミングアップは「共通点ゲーム」。子ども同士、保護者同士で二人一組になり、自己紹介をしながら、会話の中でお互いに共通点を見つけていくゲームです。「好きな教科は?」
「音楽!」「嫌いなのは?」「算数!」「わたしも!!」。初対面でも、ぽんぽんと会話を弾ませる子どもたち。
保護者同士は、子育てで困っていることを互いに話し合いました。「娘には、その日学校であったことを話してほしいのですが、聞いてもぼんやりした答えしか返ってこないのが悩みです」(小学2年生の女の子のお母さま)。「今は娘と大の仲良しだけれど、この先、反抗期を迎えたら? そのときのためのヒントを知りたくて参加しました」(6歳の女の子のお母さま)。

「共通点を見つけると、初対面でも仲良くなりやすいですよね。しかし、子どもの年齢が上がってくると、家族でも共通の話題を見つけるのが難しくなってきます。ちょっとした話題で構いませんので、共感できるポイントを持続して見つけていくことが大切です」と小寺さん。
ウォーミングアップの後は、ワークショップ本番。コミュニケーションの質を左右するのは「質問力」と「承認力」だといいます。

次回は、ワークショップの模様を紹介しながら、この「質問力」について、さらに詳しくうかがいます。

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