「孫疲れ」という言葉も……。子どもを祖父母に預ける際の注意点

子どもを祖父母に預けられる環境があると、何かと融通がきいて子育てしやすくなるものです。祖父母にとっても孫と過ごすのが楽しいひとときとなるように心がけておきたいポイントをまとめました。

食物アレルギーについて伝える

子どもに食物アレルギーがある場合は、食べさせてはいけない食材をはっきりと伝えましょう。一般に祖父母の世代は食物アレルギーに対する認識が低く、「食べて慣れれば治る」などと考える人もいます。「伝えればOK」ではなく、食物アレルギーについて話し、祖父母がどのような認識をもっているかを確かめておくことも欠かせません。また、卵や牛乳、小麦など多くの食品に含まれている食材でアレルギーを起こす場合は、気づかぬうちに食べさせてしまう恐れがあります。NG食品を書いたリストを渡すなどして事故を防ぎましょう。

祖父母のやり方も尊重する

子育ての方法や考え方は時代とともに変化しますから、祖父母と食い違うこともあるでしょう。祖父母が子どもと接するのを見て、「こうしてほしいな……」と思うこともあるかもしれません。もちろん、それを伝えてもよいのですが、あまりに細かいことまで指示すると、祖父母はどう接すればよいかわからなくなってしまいます。方針が違っていても、たまに預けるだけで大きな影響が出ることはまれでしょう。重要なこと以外は目をつむり、祖父母に任せることも考えてみてください。

大切な方針を伝える

孫かわいさにお菓子を食べさせすぎたり、おもちゃを買い与えたりする祖父母もいるかもしれません。そういう場合は、はっきりと考えを伝えることも必要です。単に「食べさせないで」「買わないで」と言うのではなく、「普段からお菓子は一日一つと決めて守っているので、好きなものを一つだけあげてほしい」「最近、おもちゃが増えすぎて大事にしないので、モノの大切さを教えるためにしばらく買わないでほしい」など、育児の方針と共に伝えると理解されやすいでしょう。
また、孫を全く叱らないという意味で甘すぎると感じる場合があるかもしれません。でも、とことん甘えさせてくれる存在がいることは、子どもにとって悪いことではありません。特に両親が少し叱りすぎている場合などは、むしろプラス面もあります。祖父母が孫に甘いのは世の常と、ある程度は許容しましょう。

「孫疲れ」に注意する

最近、孫の世話に疲れる祖父母が増えており、「孫疲れ」という言葉もあるそうです。自分の親の場合、昔と変わらないイメージがあるかもしれませんが、年齢を重ねることで体力や気力は確実に低下しています。祖父母には、常に動き回る子どもの相手をするのは、かなりの重労働であることを忘れず、預ける頻度や時間などを検討しましょう。

感謝の気持ちを伝える

祖父母が孫と過ごすことを喜んでくれると、子どもを預けるのは「親孝行の一つ」という気持ちになるかもしれません。それはそのとおりかもしれませんが、いくらかわいい孫と過ごす時間とはいえ、幼い子どもの世話に気苦労は絶えないものです。祖父母なので、ついお礼を忘れそうになりますが、親しき仲にも礼儀ありという言葉どおり、「ありがとう」と伝えたり、お迎えのときにお土産を持って行ったりして、感謝の気持ちを伝えましょう。そうすることで次回も気持ちよく預かってくれるに違いありません。

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