本格的な通園前の「慣らし保育」。始める前の心構えとは?

保育園入園直後は、通常よりも短い保育時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのが一般的。お子さまが少しずつ環境に慣れるようにするこの期間を「慣らし保育」と言います。

慣らし保育の時間や期間は?

「慣らし保育」は、ほとんどの園で採用されていますが、やり方や期間はそれぞれ。園の方針や、お子さまの年齢や性格、おうちのかたの考え方や仕事復帰までのスケジュールによっても変わってくるでしょう。
ほとんどの場合、期間を調整してくれるようなので、始める前に園側とよく相談しておきましょう。一般的には1〜2週間くらいを目安に行います。短くても3日は確保することが望ましいでしょう。

お子さまが慣れるためには、おうちのかたが園を信頼することが大事

お子さまにとって、今まで当たり前のようにそばにいたおうちのかたと離れ離れに過ごす園生活には、不安がいっぱい。おうちのかたが寂しい表情を見せてしまうと、お子さまはより不安を感じてしまいます。おうちのかたは必ず笑顔で園を後にしましょう。
また、保育士を信頼することもとても大事。園でのお子さまの様子をしっかり把握するためにも、良好な関係を築き、特にお子さまの前では先生との明るいコミュニケーションを心がけましょう。

一緒にいられる時間を今まで以上に大切に

「慣らし保育」が終わると同時に、本格的に仕事復帰するおうちのかたも多いでしょう。お子さまにとって、おうちのかたと一緒に過ごせる時間は、今後さらに貴重なものになっていくはず。比較的、時間に余裕のある「慣らし保育」が始まる前の期間は、お子さまとたくさんスキンシップをとって、絆を深めましょう。

「慣らし保育」の期間内に園に慣れるのが理想ですが、そう簡単にはいかないこともあります。お子さまに泣かれるのはつらいものですが、ここは踏ん張りどころ。親子で一緒に乗り越えられるといいですね。

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