スタートの姿勢と腕振りが重要 誰でも今より速く走れるコツとは

スタートの姿勢と腕振りが重要 誰でも今より速く走れるコツとはスポーツの秋を迎えた。学校でも、体育の授業などで、「このクラスで一番走るのが速いのは誰かな」と子ども同士で話題になることが多いのではないだろうか。そこで、ベネッセ教育情報サイトでは速く走れるようになるコツを、宇都宮大学教育学部の加藤謙一氏に教えてもらった。***先天的に走ることが得意で速く走れる子どもと、そうでない子どもはいますが、誰でもきちんと練習をすれば、必ず今より速く走れるようになります。走るのが苦手な子どもは、スタートの時の姿勢と、走っている時の腕の振り方を教えてあげると、速く走れるようになります。「うちの子はもともと足が遅いから、練習しても速く走れない」ということは絶対にないので、安心してください。実際に体育の授業を使って実験的な研究をした時、2週間で5〜6回という限定的な練習回数だったにもかかわらず、クラスの短距離走の平均値を0.2秒上げることができました。もともと走るのが得意で速く走れる子どもほど、自然にできてしまうため、なぜ自分が速く走れているのかを知らないものです。自分が1番で走れている時はそれでもよいかもしれませんが、周りに追いつかれてしまった時に、より速く走れるようになりたいと思っても、次の一歩を踏み出すことができなくなってしまうことも。そんな時にぜひ実践してほしいことがあります。それは、速く走れる子どもは速く走れる仕組みを知ること、そうでない子どもはどうすれば速く走れるのか、いろいろな方法を試しながら自分に合った走り方を見つけることです。自分がどうやって速く走れるようになったのかを知るということは、「上手にできた」ことを学習したということでもあります。速く走るためのコツを自分で理解して初めて、走ることの楽しさを知ることができるのではないでしょうか。

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