親子時間をHAPPYにする1歳からの遊びのヒント
おすわりから、たっち、そしてあんよへ。少しずつ自分から動けるようになってくる1歳前後は、家の中でも、外でも、初めて見るものが多く、新しい出会いに満ちています。
見るもの、触れるものすべてが新鮮で、魅力的なこの時期。子どもは、いろいろなことをやってみたくなります。
そんな子どものあふれる好奇心は、成長の証。
子どもの好奇心を、おうちのかたも一緒に楽しみながら、育んであげましょう。
言葉をかけて たくさんの「本物」を経験すること
1歳前後は、おうちのかたとの遊びの中で、子どもはいろいろなことを学んでいきます。その時に大事なのは、たくさん言葉をかけて、一緒に遊んであげること。
たとえば、「次は○○をするよ?」と言葉をかけてあげるだけで、子どもはその言葉を覚え、その意味を理解し、やがてその行動を自分もとれるようになります。
大切なのは、繰り返し何度も言葉をかけて、伝えていくこと。そして、できるだけたくさんの「本物」の体験をさせてあげることです。
たとえば、キリンについて教えてあげるなら、動物園へ行ったり、または図鑑などで本当の姿を見せてあげるなど、体験を通して、子どもの「知ってる!」「わかる!」を増やしてあげたいですね。
今は経験を蓄積して、「自分の引き出し」を増やす時期です。遊びという体験の中からさまざまな経験をさせてあげたいものです。
成長につながる親子遊びのポイントとは?
子どもは歩けるようになるとどこへでも行きたいもの。またなんでも触ってみたくなるものです。気候がよい時期であれば、外へおでかけするのもいいですね。外の空気に触れるだけでも子どもにとっては新鮮で楽しい体験です。
触れていいものであれば、積極的に触らせてあげることで、五感が発達します。たとえば、葉っぱ。名前だけでなく、大きさや種類がいろいろあることを見て触りながら、伝えてあげるだけで、それは子どもにとって「学び」につながります。
夏、暑い時間に外で遊ぶのは、まだ体の機能が成長途中の子どもにとっては、しんどいもの。おうちの中で遊ぶなら、絵本を読むのもおすすめです。子どもがページを飛ばしてしまったり、最初から読まなくたって大丈夫。子どもが開いて興味を持ったページを読んであげるだけで、十分です。今どれだけ言葉をかけて一緒に遊んであげたかというのが、これからの成長にとても大切なものです。でも、気負わなくても大丈夫。ちょっと意識して、自分がやっていること、やりたいと思っていることを言葉にしてみる、それだけでも十分なのです。大切なのは繰り返し何度も伝えていくこと。そうすることで、お子さんの頭の中のイメージが膨らみ考える力が膨らみます。
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