「かけっこで1番になりたい!」今より速く走れるようになる練習法

「かけっこで1番になりたい!」今より速く走れるようになる練習法春の運動会シーズンを迎え、速く走れる方法を知りたい子どもも多いだろう。せっかくなら、かけっこやリレーでよい成績を残したいもの。しかし、どうしたら上達するのだろうか。身体運動科学の専門家・深代千之氏に、効果的な練習法を教えてもらった。

 

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速く走るうえで重要な役割を担っているのが股関節のまわりにある筋肉です。お腹の下あたりにある腸腰筋、お尻の筋肉(大臀筋<だいでんきん>)、さらにももの裏の筋肉を意識して練習をしてみましょう。ステップは以下のとおりです。

 

1. 地面をまっすぐにける
速く身体を前に移動するには、地面を前方向にまっすぐにけることが大切です。線を中心にして、まっすぐ走ってみましょう。両足は肩幅ぐらいの広さです。
着地したとき、つま先はまっすぐ前に向け、地面をけるときも、真後ろへ蹴ります。

 

2. 腕をリズミカルにふる
腕を大きくリズミカルにふることで体幹がねじれ、腰が逆にひねられることで、股関節がうまく働きます。腕の動きで自然に腰が回るよう心がけます。
ひじや手首に力を入れず、腕のふりと腰の回転の連動を意識しましょう。

 

3. ももを股関節だけで素早く上げる
股関節だけで、ももを素早くギュンと引き上げます。引き上げたまま3回ジャンプを左右交互にます。その際、高くではなく、素早くするよう心がけ、ひざや足首はリラックスさせてください。

 

4. 足の引き戻しの感覚をつかむ
競歩こそ、足の引き戻し感覚をつかむ股関節の運動が競歩です。競歩をしながら、地面をうまくとらえるという感覚を身につけましょう。
ももをハサミのように交差させ、地面についた足を棒のようにして、後ろへ引き戻します。

 

股関節をダイナミックに動かして走る基本動作を身につければ、だれでも、今よりずっと速く走ることができるようになります。

 

出典:かけっこで1番になる! 基本編 -ベネッセ教育情報サイト

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