【高1保護者向け】センター試験は、なぜ、みんなの話題にのぼるのか?

1月になるとテレビや新聞で「今年のセンター試験の受験者は○万人」というニュースを見かけることが多くなります。それだけ、社会の関心も高い試験と言えます。今回の記事では、「なぜ、センター試験はよく話題に上るのか」というテーマを中心に、センター試験の基礎知識を紹介していきます。

国公立大志望者は、センター試験の受験が原則必須

センター試験はなぜ話題に上るのでしょうか。それは、国公立大をめざす受験生は、原則受験が必須だからです。国公立大の一般入試は、センター試験と2次試験(大学ごとの個別試験)の合計点によって合否が判定されます。加えて、2次試験の志願者が多い大学では、センター試験の得点を基準に、2次試験に挑戦できる受験生を選抜するケースも(2段階選抜)。国公立大を第1志望にしている受験生にとって、非常に重要な試験なのです。

私立大志望者、推薦・AO入試利用者にも関連する

私立大志望者にとっても、センター試験は重要です。近年、多くの私立大、公・私立短大が、「センター試験利用入試」を実施しています。これは、各私立大が指定する科目のセンター試験を受験し、その得点のみで、合否が決まる方式。これを利用することより、併願の機会を増やし、現役合格の可能性を高めることができます。2016年度入試では、約9割の私立大が、センター試験利用入試を実施しています。また、推薦入試、AO入試の場合でも、面接や書類審査に加えて、センター試験の受験が必要な場合もあります。

志望大がイメージできたら、センター試験の科目・配点を調べてみるのがおすすめ

センター試験で必要な科目は大学によって異なります。受験生は大学・学部が指定した中から、科目を選択して受験します。国立大の場合、約95%が5教科7科目以上を課しており、国立大志望者は5教科をまんべんなく、勉強する必要があります。また、大学・学部によって、センター試験・2次試験の配点が異なります。志望大が決まったら、まず、受験科目と配点を調べてみることをおすすめします。

センター試験の話題を、親子の会話のきっかけに

「高1生なので、センター試験を意識するのはまだ早いのでは?」と思うかたもいらっしゃると思います。たしかにセンター試験用の対策は高3になってからでも十分ですが、 「センター試験をきっかけに受験を意識するようになった」という高校生もいることは事実。ご家庭でも、さりげなくセンター試験の話題を出し、お子さまが進路について考えるきっかけにしてみるものよいでしょう。

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