自分に合った高校を見つけるために! 高校見学に参加する際はここに注意しよう!

いよいよ受験勉強が本格化するシーズン。勉強に弾みをつけるためにも、気になる高校の「高校見学」に参加しましょう。高校見学に参加するうえで注意したいポイントをまとめました!

「高校見学」とは? どんな準備が必要?

高校見学は、気になる高校を訪問して、自分に合うかどうかを確かめられる大切な機会です。夏から秋にかけて実施する高校が多いため、気になる高校のホームページをチェックするなどして日程を確かめましょう。事前に申し込みが必要な高校もありますので、早めに確かめておくことが大切です。

高校見学は漠然とした気持ちで参加すると、得られるものはあまりありません。事前に準備しておきたいことを次の5つのSTEPで解説します。

【STEP1】高校生活をイメージしよう

お子さまも「高校に入ったら、こんな学校生活を送りたい」といったイメージをもっているはず。例えば、「将来、○○の仕事をするために○○に関する勉強をしたい」「大学進学に向けて勉強をがんばりたい」「部活に熱中したい」「体育祭や文化祭で盛り上がりたい」「おしゃれな制服を着たい」……。まずは理想の高校生活のイメージを明確にすることが、お子さまに合った高校を見つけるためのポイントです。

【STEP2】ゆずれないポイントを考えよう

STEP1でイメージした高校生活を実現するためにゆずれないポイントを考えましょう。例えば、次のようなポイントが考えられます。

□ 将来の夢に近づける
将来の夢につながる授業内容や進学実績があるか。

□ 学科
国際科や理数科など、行きたい学科があるか。

□ 公立・私立
公立高校か、または私立高校か。

□ 通いやすさ
家から通いやすいか。どのような交通機関を利用するか。

□ 雰囲気
校風や生徒の雰囲気がお子さまに合っているか。

□ 共学・男女別学
共学か、または男女別学か。

□ 部活
入りたい部活があるか。どれくらい活発に活動しているか。

□ 制服
着たくなるような制服か。

【STEP3】見たいこと・聞きたいことを考えよう

STEP2を踏まえて、当日に注意して見たり、質問したりしたいことを考えましょう。あらかじめ高校のホームページにしっかりと目を通しておくと、高校見学の当日に確認したいことが見えやすくなるでしょう。事前にポイントをノートなどにまとめておくと、漏らさずにチェックできます。以下を参考に考えてみてください。

□ 学科・授業内容
学科やカリキュラム、授業の内容について。

□ 生徒指導
先生たちは積極的に指導するか、生徒の自主性に任せるのか。

□ 生徒
どんな雰囲気の生徒が通っているか。

□ 通学
時刻表や通学時間帯の様子について。

□ 校風
どんな校則や教育方針を掲げているか。

□ 行事
体育祭や文化祭は盛り上がっているか。先生と生徒のどちらが主導となっているか。

□ 部活
自分の入りたい部活があるか。雰囲気や実績はどうか。

□ 設備
校舎や体育館、また空調などの施設・設備は整っているか。

□ 合格実績
自分の夢につながる進学実績があるか。

【STEP4】持ち物を準備しよう

当日の持ち物を準備しましょう。見学先の高校から指定された物も忘れずに持っていきましょう。

□ カバン
当日配られる資料などを入れます。

□ 筆記用具
見学時にメモをしたり、アンケートを記入したりします。

□ メモ帳
見たり聞いたりしたことは、忘れないようにメモしておきましょう。

□ 上履き
必要かどうかは高校によって異なります。事前に確認しておくと安心です。

□ 成績表
私立高校などで個別相談がある場合は、参考資料になります。

□ 制服
だらしなく見えることがないように、しっかりと着こなしましょう。

□ 高校から指定された物
高校から指定された物も忘れずに持っていきましょう。

【STEP5】後日の情報整理をしよう

高校見学に参加した後はそのままにせず、情報を整理しましょう。複数の高校を訪れた場合は、比較して、どの高校がお子さまにより合っているかを検討してください。

□ 通いやすさ(通学手段・時間・交通費)

□ 模試の結果

□ 気に入ったところ

□ 不安だと思ったところ

高校生活をイメージして受験勉強を乗りきろう!

高校見学に参加して高校生活がより具体的にイメージできると、お子さまも「勉強をがんばろう!」という気持ちになるはずです。受験勉強は大変なこともありますが、つらいときは高校で楽しく過ごしている姿をイメージして乗りきれるようにアドバイスしてください! また高校見学などで得た情報をもとに志望校を検討する際は、親子でよく相談して、視野を広くもつことも大切です。

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