9割超が時事ネタ出題 中学入試社会科を乗り切るための習慣とは
中学受験の社会科の問題で、絶対に外せないのが「時事問題」だという。首都圏を中心に国・私立中学校のべ119校の2012年度社会科入試問題を徹底分析した、文教大学専任講師で森上教育研究所客員研究員の早川明夫氏はこう話す。
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「2012年度は約94%の学校が時事問題を出題しました。時事問題を、単なる知識を問う問題として出題するのではなく、国内外の出来事(時事問題)と受験生がこれまで学んできた学習を関連づけて、現代社会が抱えている問題について理解したり、考えさせたりする出題が多く見られました。時事問題に対して興味や関心のある好奇心の強い受験生を望んでいる、という学校側の意図が明確です」
そして、早川氏は時事問題対策として、新聞を読むことをすすめる。
「お子さまの好奇心の強さは、学習意欲の高さにつながります。少しの時間でもかまいませんので、新聞を毎日読む習慣をぜひ小学生のうちにつけておきましょう。読解力も身につきます」
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