【小学生自由研究テーマNo.140】

アサリが元気なのはどれ?

潮干狩り(しおひがり)でとったアサリやスーパーで買ったアサリを、いろいろな塩水に入れて観察(かんさつ)しよう。

用意するもの

  • 生きているアサリ
  • 塩(しお)
  • 塩水をいれるボウルやバット 3つ
  • アルミはく
  • ノート
  • えんぴつ

進め方(準備すること)

  1. 1

    3 つのボウルに水を 500cc ずつ入れる。それぞれのボウルに塩小さじ1、大さじ 1、大さじ 2 を入れて、こさのちがう 3 つの塩水を作る。

    ★水は 20 度くらいの温かさだと、アサリが元気にかつどうしやすいよ。冷蔵庫に入れる前に実験しよう。

  2. 2

    生きたアサリを①のボウルに分けて入れ、アルミはくなどをのせて軽くふたをしたら、暗くてしずかな場所に 30 分くらいおく。

  3. 3

    静かにふたを外して、それぞれのアサリのようすを観察しよう。この時、容器を動かさないようにそっと観察しよう。終わったら、ふたをもどす。

  4. 4

    30 分ごとに観察をつづける。

    ★あまりうまくいかなかった2つのボウルのアサリも、もう一度、元気だった塩水を作って入れてあげよう。

まとめ方・提出の工夫

  • いちばん元気に動いていたのは、どのグループのアサリかな? 動いていたアサリの数や時間ごとのちがいなども、くわしく書こう。
  • アサリのようすのちがいを絵にかいてみよう。
  • アサリを入れた水の色やよごれも気をつけて見てみよう。気がついたことを書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 塩水のこさのちがいと、アサリのようすをくらべて考えをまとめよう。
  • アサリがくらしている海の水は、どのくらいのこさの塩水なのか調べてみよう。海の水に近い塩水は、どれだったかな?
  • アサリの一生や、海のどんなところにくらしているかも調べてみよう。
  • アサリなどの貝は、昔から食べられていたよ。昔の人が食べた貝のカラがほり出された「貝塚(かいづか)」について、調べてみよう。食べられていた貝のしゅるい、貝塚がつくられた時代など、わかったことをまとめよう。

まとめに役立つ豆知識

  • 日本は貝塚の数がとても多いよ。千葉県千葉市は世界さい大の貝塚密集地(みっしゅうち)で、加曽利(かそり)貝塚などが有名だよ。

キーワードを調べよう

  • 「出水管」「入水管」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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