【小学生自由研究テーマ No.138】

紙コップで虹(にじ)を観察しよう

紙コップに、膜(まく)を作って虹の観察をしよう。どんな虹のもようが見えるかな? いろいろな方法で調べて確かめてみよう。

紙コップで虹を観察しよう
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 紙コップ
  • 食器用洗剤(せんざい)
  • 小皿
  • 懐中(かいちゅう)電灯

実験の進め方

  1. 1

    食器用洗剤を 10 倍の水にとかす。

  2. 2

    小皿に①を入れ、紙コップの口をひたしてゆっくり持ち上げる。シャボン膜がついたことを確認する。

  3. 3

    暗い場所で膜に懐中電灯の光を当てて、観察する。

  4. 4

    ゆっくりコップをかたむけたり、そっとゆらしたりして、虹の変化を観察する。

うまくいかないときは、
ここをチェック

  • 光を当てる角度、目線の位置を変えながら虹が見えるポイントを探そう。

まとめ方・提出の工夫

  • 観察の手順を書こう。虹が見えたときの懐中電灯と紙コップ、自分の目線の関係をイラストであらわそう。
  • 虹はどのように見えたかな? 色の順番や幅(はば)などに注目して、しまのようすをよく観察してみよう。
  • 紙コップをかたむけたり、ゆらしたりしたときの虹の動きを観察して、気づいたことを書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 虹がなぜできるのか、調べてみよう。わかったことをまとめよう。
  • 明るい部屋でも膜の表面を観察しよう。虹が見えることがあるよ。

★照明が映ったところにも虹が!

まとめに役立つ豆知識

  • 紙コップをかたむけると、重力で膜の上の方は薄く、下の方は厚くなる。膜の厚みが変わると光の反射のしかたが変わり、色が均一でなくなるよ。

キーワードを調べよう

  • 「干渉縞(かんしょうじま)」「虹 光の屈折(くっせつ)」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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