【小学生自由研究テーマNo.82】

温まりかたをくらべよう

いろいろな色のおり紙を用意して、色によって温まり方がちがうかどうか調べよう。温まりやすい色は、何色だと思う?

用意するもの

  • 色のちがうおり紙(黒のほかに、こい色とうすい色を用意しよう)
  • 画用紙やあつ紙
  • のりまたはセロハンテープ
  • はさみ
  • 放射(ほうしゃ)温度計

    ★ものの表面の温度がはかれるよ。非接触(ひせっしょく)体温計でも実験できるけれど、ひくい温度がはかれないこと、体温用に調整(ちょうせい)された数字が出る場合があることに注意しよう。

実験の進め方

  1. 1

    おり紙を同じ大きさに切る。

  2. 2

    のりで画用紙にはる。

  3. 3

    部屋の中でそれぞれの色の表面の温度をはかり、メモする。

  4. 4

    天気のよい日に、日光の当たる場所に5分おく。

  5. 5

    それぞれの色の温度をはかり、メモする。

    ★風がふくと、表面の温度が変わりやすい。風のない日に実験しよう。

まとめ方・提出の工夫

  • 部屋の中ではかった温度と、日の当たる場所に置いて温めたあとの温度を表にしよう。
    表
  • 温度の差が大きい色は何色? 表を見て気付いたことを書こう。
  • 温度の差が大きかった色からじゅん番にならべて紙にはろう。差がわかりにくいときは、差が大きいグループ、小さいグループに分けてもいいね。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 色のちがうくつしたやハンカチなどの洗濯物(せんたくもの)の温度を調べてみても面白いよ。同じ色でも、めん、ポリエズテル、毛などで温まり方が変わるかな?
  • 色のちがうプラスチックや木の板、ダンボール、金ぞく など、紙い外のものでもためしてみよう。おり紙の結果とくらべて、どんなことがわかるか考えてみよう。
    ★金ぞくはとても熱くなることがあるから、ためすときはぐん手をして、やけどに注意しよう。
  • 色のちがう日がさがあったら、表面の温度と内がわの温度をくらべてみよう。日がさの布(ぬの)のあつさや、影(かげ)のこさにも注目して気付いたことをまとめよう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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