【小学生自由研究テーマNo.65】

庭や公園に来る鳥を調べよう!

庭や公園で見かけたり、鳴き声を聞いたりした鳥を、図かんやインターネットで調べて記録しよう。

庭や公園に来る鳥を調べよう!
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 双眼鏡(そうがんきょう)
  • カメラ(できれば望遠レンズのついているもの)
  • ろく音き(ICレコーダーやスマートフォンのアプリなど鳴き声を記録する)
  • あれば野鳥図かん
  • メモ帳や筆記用具
    ★鳥を観察するときは、近づいてふれようとしたり、大きな音を出しておどろかせたりしてはいけないよ。
    ★えさを与えるのはやめよう
    ★反射する素材の持ち物、服装は避けよう。
    ★鳥を観察するときは、近づいてふれようとしたり、大きな音を出しておどろかせたりしてはいけないよ。
    ★えさを与えるのはやめよう
    ★反射する素材の持ち物、服装は避けよう。

進め方(準備すること)

  1. 1

    鳥を見つけたり鳴き声を聞いたりしたら、すがたを写真にとり、鳴き声をろく音する。記録した場所と日づけ、時間、そのときのようすをメモする。鳥の大きさや印象など、気づいたことも書いておく。


    (メモの例)
    ・家の前の電線に、十羽くらいのハトがならんでとまっていた。同じ方向を向いていた。
    ・〇〇川の堤防(ていぼう)にカモメがたくさんとまっていた。体の大きな白いカモメや、小さなはい色の羽のカモメもいた。ネコのような声で鳴いていた。
    ・庭の桜の木に目のまわりが白い小鳥がたくさん来ていた。花をつついたり、むしって下に落としたりしていた。
    ・〇〇公園の池できれいな青色の羽をした鳥を見た。池につき出した木のえだにとまって、じっと水の中を見ていた。
  2. 2

    写真や鳴き声が記録できたら、図かんやインターネットで名前を調べる。

まとめ方・提出の工夫

  • 同じ鳥に見えても、くちばしの太さや色、体のもよう、大きさなどで種類がちがうことがあるよ。細かいところにも注目してみよう。
  • 木の上や地面、池や川など環境(かんきょう)のちがいでどんな鳥がいるか、家の近くのいろいろな場所で観察しよう。見つけた鳥を場所ごとに分けて、表にしてもいいね。
  • 自分が見たり鳴き声を聞いたりした印象や調べてわかったことから、感じたり考えたりしたことを自由に書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 鳥の観察(バードウォッチング)の方法や注意点などを調べてみよう。双眼鏡など、あるとよい道具や使い方、服装、鳥の見つけ方など、わかったことを紹介(しょうかい)しよう。
  • 地いきのバードウォッチングのイベントに参加してみよう。ガイドをしてくれる人がいると、鳥のことがもっとよくわかるよ。
  • 春と秋は、わたり鳥が日本にやってきたり帰って行ったりする。一年を通じて観察を続けると、同じ場所でもいろいろな鳥を観察できるよ。

まとめに役立つ豆知識

  • 鳥を見た季節、姿、場所、鳴き声などから鳥の名前を探せるサイトがあるよ。いくつか見つけておくと、研究に役立つね。
    (参考)
    サントリー「日本の鳥百科」
    https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/

キーワードを調べよう

  • 「夏鳥、冬鳥、留鳥(りゅうちょう)」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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