【小学生自由研究テーマNo.27】

きれいなおし花を作ろう!

かんたんに作れて、見ても楽しめる「おし花」。いろいろな作り方をためしてみると、コツやくふうなどの新しい発見があるよ。やってみよう!

用意するもの

  • おし花にする花
    ★なるべく花びらがうすく、開(ひら)いているものが作りやすいよ。
  • ハサミ
  • ダンボール2まい
  • 新聞紙2まい
  • 白紙2まい
  • わゴム4本
  • 本など重し(おもし)になるもの

実験の進め方

  1. 1

    花は、ハサミで根本(ねもと)を切る。ダンボールに新聞紙をのせて、白紙をおき、花をならべる。

    ★花を切るときは、花びらがバラバラにならないように気をつけよう。花をならべるときは、花びらがきれいに見えるように、ていねいに広げておこう。少しおしつけておくといいよ。

  2. 2

    白紙、新聞紙、ダンボールではさんで、わゴムでとめる。本などの重しをのせて1日おく。

  3. 3

    ダンボールを開いて、どのくらいかわいているかを見る。毎日ようすを見ながら、十分にかんそうするまでおく。

    ★重しが軽すぎると、花びらがきれいに平にならないよ。また、重すぎると、花びらがいたんでちぎれやすくなる。ようすを見ながら、重さもくふうしよう。

  4. 4

    <電子レンジで作る>
    ②を電子レンジに入れて1分温(あたた)める。さめたら、ダンボールをひらいて、ようすを見る。かわいていなければ、もう一度ダンボールにはさんで、10秒(びょう)ずつ、さらに温める。

    ★電子レンジで温めすぎると、花びらがいたんだり、色が大きくかわってしまったりするよ。少しずつあたためて、毎回中のようすを見よう。

  5. 5

    <アイロンで作る>
    アイロン台にティッシュペーパーをおき、花をのせる。上からティッシュをかぶせて、低温(ていおん)のアイロンをおき、軽(かる)く動(うご)かす。ティッシュをめくってようすを見ながら、かんそうするまでアイロンをあてる。

    ★アイロンはおしつけなくてもだいじょうぶだよ。かならずおうちの人といっしょに、やけどに気をつけてつかおう。

まとめ方・提出の工夫

  • つくり方の手じゅんをまとめよう。
  • どの作り方が、いちばんきれいなおし花になったかな? 作りやすかったのは、どの方ほう? と中で気づいたことや感想(かんそう)を、どんどん書きこんでまとめよう。
  • おし花にする前と後で、花びらのようすは、どうかわっただろう? 色がかわった花、かわらない花は、あったかな? よくかんさつしてみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • おし花を作りやすい花、おし花には向(む)かない花を考えてみよう。
  • おし花をたくさん作ったら、画用紙やはがきにはって作品にしてもいいね。
  • おし花にした花の名前やとくちょうをしらべて、おし花の図かんを作ろう。
  • おし花の作り方は、ほかにもあるよ。調(しら)べて、ちょうせんしてみよう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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