【小学生自由研究テーマNo.14】

塩を使ってアイスキャンディーを作ろう!

冷凍室(れいとうしつ)に入れずにジュースや乳酸菌飲料(にゅうさんきんいんりょう)を凍らせてアイスキャンディーを作る実験だよ。

用意するもの

  • 試験管(10~15cmくらいのもの)
  • 割り箸(または棒)
  • 乳酸菌飲料(うすめにするとこおりやすい)
  • 氷(製氷器でつくる。ボウルにいっぱいになる量を用意する)
  • 食塩(氷の3分の1の量)
  • 温度計(マイナス20度以上がはかれるもの)
  • 大きめのボウル

実験の進め方

  1. 1

    試験管に乳酸菌飲料を入れて割りばしをさす。

  2. 2

    ボウルに氷を入れて温度計を差し入れ、温度を測って記録する。

  3. 3

    氷の中にしっかり埋まるように①の試験管を⼊れて、なるべく涼しい場所に置く。

  4. 4

    塩を2〜3回に分けて振り⼊れ、氷の中の温度を測り、記録する。

  5. 5

    数分後ごとに温度と乳酸菌飲料のようすを確認する。

うまくいかないときは、
ここをチェック!

うまく固まらないときは、塩を増やしてみよう。ボウルを置く部屋の温度が高かったり、容器が大きかったり、氷が大きすぎてすき間が多いときも、固まりにくくなるよ。

まとめ方・提出の工夫

  • 塩を入れる前と後のボウルの中の温度を比べてみよう。
  • 乳酸菌飲料はどのくらいの時間で固まったかな?記録をまとめよう。
  • どうして冷凍室に入れなくてもアイスキャンディーができたのかな? 冷凍庫の温度を調べて、記録と比べてみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のポイント

  • 氷の温度と塩の関係について調べてみよう。
  • この実験はコップで行ってもうまくいかないよ。なぜ試験管を使うのか、細い試験管と太い試験管ではどんなちがいが生まれるかなどを考えてみよう。
  • 乳酸菌飲料の濃さを変えたり、水、炭酸飲料、牛乳などを使うと結果は変わるだろうか。結果を予想してから試してみよう。

キーワードを調べてみよう!

「氷の温度」「氷と塩の割合」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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