【中学生自由研究テーマNo.95】

発泡入浴剤「バスボム」を作ろう

お風呂に入れるとしゅわしゅわと泡が出る発泡入浴剤を手作りしてみよう。できたらお風呂に入れて使えるよ。

発泡入浴剤「バスボム」を作ろう
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 重曹 100g
  • クエン酸 50g
  • ボウル
  • 好きな香り(レモン汁やアロマオイルなど)
  • 固めるための容器(シリコンカップや製氷器など)
  • きりふき
  • ビニール手袋

実験の進め方

  1. 1

    重曹とクエン酸を量ってボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。

    ★このとき食紅で色を付けることもできるよ。

  2. 2

    好きな香りの液を数滴入れて、全体になじむように混ぜる。

    ★液を入れすぎるとお風呂に入れる前に発泡してしまうので、少しずつ入れて、そっと混ぜよう。

  3. 3

    きりふきで水を少量吹きかけ、ビニール手袋をはめた指先で押すようにして水分をなじませる。全体に水分がなじむまで、少量ずつ繰り返す。

  4. 4

    握ってみて、粉がまとまるようになったら、容器に入れてしっかりと押し固める。

    ★十分に押し固めないと、乾いた時にポロポロと崩れてしまうよ。水分が足りないときは、ほんの少し水を吹きかけて、容器に押し固めよう。

  5. 5

    1 日以上置いておき、様子を見て固まっていたら取り出す。

まとめ方・提出の工夫

  • 用意したものと使った分量、作り方の手順を書こう。重曹とクエン酸を混ぜたものに液や水分を入れたときの様子や難しかったこと、工夫したことなどもくわしく記録しよう。
  • バスボムが完成したら実際にお風呂に入れて、どんな変化が起きるか観察しよう。発泡しきるまでの時間を測り、使った量とあわせて書こう。
  • バスボムを入れたお湯の感触は、どんなものだったかな? 発泡の様子を見て気付いたことも書き込もう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 炭酸水素ナトリウムやクエン酸は、お風呂にいれるとどのような効能があるのか調べてみよう。市販の発泡入浴剤や温泉、炭酸泉などの成分と比べてみても面白いね。
  • 重曹は料理や掃除にも使われるね。重曹の特徴、役割などを調べてまとめてみよう。
  • (中学2年生以上)

  • 重曹の成分は炭酸水素ナトリウムで、水の中でクエン酸と合わせると化学反応を起こして二酸化炭素が発生する。化学式を調べて、確かめてみよう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

関連するテーマ

中学生に人気な
自由研究ランキング