【中学生自由研究テーマNo.94】

生き物生息マップを作る

スマートフォンの検索アプリなどで、身近な場所で見つけた生き物の名前や特徴を調べよう。
生息マップを作り、環境について考えてみよう。

生き物生息マップを作る
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • メモ帳
  • ペン
  • スマートフォンまたはデジタルカメラ
  • 大きな画用紙または模造紙
  • カラーペン
  • のり
  • 近所の地図

進め方(準備すること)

  1. 1

    近所の地図を見て自然の多い地域を探し、調査範囲を決める。

  2. 2

    スマートフォンの図鑑アプリや画像検索機能などを準備する。

    ★使い方を確かめ、慣れておくと調査の時に慌てない。ダウンロードしてもよいか、おうちの人に聞こう。

  3. 3

    草むら、水の中、木の幹など、あちこち見回して生き物を探す。見つけたらスマートフォンで撮影し、図鑑アプリや検索機能で名前や特徴を調べる。

    ★川や海には生き物が多いけれど、危険もある。大人と一緒に行動するか、一人で水には入らないようにしよう。

    動きや大きさなど、写真ではわかりづらい特徴はメモしておく。

まとめ方・提出の工夫

  • 調査した範囲の地図を参考に大きな紙に地図をかき、生き物を見つけた場所にその生き物の写真をはろう。生き物の名前と特徴を書き、生息マップを完成させよう。
    ★生き物の印象をふき出しやふせんに書き込んでもいいね。
  • 気になった生き物を2〜3種類選んで、どんな地域にすんでいるか、どんなものをエサにしているか、いつごろ繁殖(はんしょく)するかなどを調べて別の紙にまとめよう。
  • 生息マップと調べた生き物の特徴などから、すんでいる地域が人間以外の生き物にとってどのような環境か考えてみよう。生き物がすみやすいと思う場所はどんなところか、すみにくいと思う場所はどんなところか、思いついたことを書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • アリ(昆虫のなかま)や水鳥(鳥類のなかま)など、同じなかまの生き物でも種類が違うものを探し、特徴を調べて比べてみよう。それぞれがすむ場所の違いについて、気が付いたことをまとめよう。
  • 旅行に出かけた時などにも、同じように地域を決めて生き物調査をしてみよう。川や公園など、すんでいる場所と同じような環境でも、見つかる生き物は違うだろうか?
  • 季節を変えて、同じ地域の生き物調査をしてもいいね。前に見つけた生き物は、同じ場所で見つかるかな? 同じ姿をしているだろうか?

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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