【中学生自由研究テーマNo.20】

戦国時代の陣中食(じんちゅうしょく)を作る

「陣中食」は、戦国時代の戦いの場で食べられた保存食のこと。
中でも、忍者が食べたといわれる「兵糧丸(ひょうろうがん)」を作ってみよう!
※そば粉を使用します。

戦国時代の陣中食(じんちゅうしょく)を作る
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • そば粉 40g
  • 上新粉 40g
  • すりごま 20g
  • 料理酒 10g
  • きな粉 適量
  • 蒸し器
  • インターネットサイト
  • 兵糧丸が紹介されている本や図鑑
    (戦国時代のくらし、昔の保存食などの本を探そう)

進め方(準備すること)

  1. 1

    きな粉は皿に広げる。

  2. 2

    そば粉、上新粉、すりごまをボウルに入れて混ぜ合わせ、料理酒を加えてさらに混ぜる。

  3. 3

    水を少しずつ加えながら混ぜ、手でまとまるくらいのかたさにする。

  4. 4

    2等分して直径5cmくらいの大きさに丸める。

  5. 5

    蒸し器に水を入れて火にかけ、上記が上がったら③を入れて10〜15分蒸す。

  6. 6

    取り出してきな粉の皿に入れ、転がしながら、きな粉を全体にまぶす。

  7. 7

    しばらく置いて、冷めたら食べてみる。

    ★火を使うので、やけどをしないように気をつける。

    ★作る途中のようすを写真にとって、気づいたことはメモしておこう。食べた感想(味、舌ざわり、満足感など)もメモにしておくと、まとめるときに役立つよ。

まとめ方・提出の工夫

  • 作り方の手順をまとめよう。写真をはったり、気づいたことや注意点を書き加えたりしよう。
  • 食べてみた感想を書こう。戦国時代の戦地や移動の方法、かかった期間などを調べて、当時の人にとって兵糧丸がどのような役割をもっていたかも考えてみよう。
  • 兵糧丸に使う食材や大きさ、持ち運び方などには、さまざまな例がある。いろいろな兵糧丸を調べて、共通する点や異なる点を書こう。その理由も考えてみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 「芋がら縄」など、兵糧丸以外の陣中食についても調べてみよう。
  • 日本全国で、現代版の兵糧丸が作られている。どこで、どんな兵糧丸が作られているのか調べて、日本地図に書き込んでみよう。
  • 自分だったら、こんな兵糧丸を食べたいと思うレシピを考えて紹介しよう。実際に作ってみてもいいね。

関連するテーマ

中学生に人気な
自由研究ランキング