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構想メモを取ろう

構想メモ

おしゃべりやメモをもとに、下記にあるような構想メモに書き込むと、効率よく内容を膨らませることができます。
本を読んでいる最中からこのメモに書き込んだり、読み終わって親子でおしゃべりをしながら書き込んだりしておくのもよいかもしれません。
構想メモができあがれば、あとは原稿用紙に文章化していくだけ。書いている途中で題材がなくなって困ることや、本を読み返す回数が少なくなります。面倒な作業に思えるかもしれませんが、この構想メモをやるのとやらないのとでは書くスピードがまったく変わってきます。

構想メモ例文「走れメロス」

例文A

本を読んで、
心に残ったことは?

  • ・メロスが友人との約束を守ったこと。
  • ・王様がメロスとセリヌンティウスの友情に感動し、「私も仲間に入れてくれ」と言ったこと。

例文B

自分や、自分の周りで似たような
ことはある? 自分ならどうする?

  • ・一番仲良くしている●●君が困っているときに助けてあげたことがある。
  • ・命を引き換えにしてまで、誰かを助けてあげることはちょっとできないと思った。

例文C

今どんなことを
考えていますか?

  • ・困っている人がいたらこれからも助けてあげたい。
  • ・自分がやりたいことだけではなく、人に喜ばれることをいっぱいしたい。

例文D

作者や登場人物に
言ってあげたいことは?

  • ・王様に、これからはメロスとセリヌンティウスのように、人を信じる気持ちを持ってくださいと言いたいです。