ベストアンサーは「C」

ベストアンサーは「C」

Aを選んだ方は

お兄ちゃんは受験生だからね。
あなたたちが我慢しなさい。

お兄ちゃんは受験生だからね。
あなたたちが我慢しなさい。

お子さまを応援するのはいいことですが、「受験生だから何をやっても許される」という雰囲気は、決して本人のプラスにはなりません。思い通りの結果が出なかった場合、「あのときこうしてくれなかったからダメだった」という甘えにつながる可能性も。“腫れものに触る”ような態度はやめて、普段通りを目指しましょう。受験生ときょうだいの双方の様子や態度の変化に気を配り、弟や妹が静かにするなど協力してくれた場合は「ありがとう」のひと言を忘れないようにしましょう。

power up! 保護者のチカラ ~「A」の声かけを上手に活用するには~ power up! 保護者のチカラ ~「A」の声かけを上手に活用するには~
お子さまを応援する=「特別扱い」という雰囲気が家庭の中にできてしまうと、受験生の心に甘えが生じ、自分勝手な振る舞いに拍車をかけてしまう可能性が。また、結果が思わしくなかった場合に周囲のせいにするなど、決していいことはありません。とはいえ普段通りを目指したくてもなかなか難しい場合もあるでしょう。そんなときは「思いやり」をキーワードに行動するよう心がけましょう。もし、きょうだい間で気遣うような場面があれば、「思いやりがあるね」「優しいね」「ありがとう」のひと言を忘れずに。
受験本番が近づくにつれ、家庭内の雰囲気がだんだんと重くなってきたときこそ保護者の方の出番。
意識的に家庭の雰囲気を優しく和やかにするような声かけを工夫してみてください。これがうまくいけば、多少受験生がイライラしても、大ごとになる前に解決できます。ほめ言葉では、一度にきょうだい双方をほめられる「いいところをまねしたね」というすてきな言葉もあります。“一粒で二度おいしい”言葉ですから、ぜひ折にふれ使ってみてください。

ご用心!NGワード

「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は受験生なんだから特別なの!」
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)の受験が終わるまで我慢しなさい」