ベストアンサーは「C」

ベストアンサーは「C」

Aを選んだ方は

なんでやらないの?
最近いつもそうじゃない。

なんでやらないの?
最近いつもそうじゃない。

できない理由を聞くのはOKですが、「なんで」は責められている印象を与えてしまうのでNGです。また、「いつも~」は、お子さまが少し前までやっていたことも否定されたと感じ、だんだんとルールを守れなくなる原因にもなりかねません。「忙しいよね、わかるよ」と現状を認めたうえで、お手伝いに限らず約束を守ることの大切さを伝えましょう。同じ「いつも~」の言葉もポジティブに使うと効果大。お手伝いしてくれたときには、「いつもありがとう」と感謝の言葉として使ってみるといいですね。

power up! 保護者のチカラ ~「A」の声かけを上手に活用するには~ power up! 保護者のチカラ ~「A」の声かけを上手に活用するには~
お子さまに「できない理由」を聞くときは、言葉の選び方に注意が必要です。「いつも~」をネガティブに使わない方がいいのと同じように、「なんで~」もまた危険な言葉です。「なんで~○○しないの?」という問いかけはつい使ってしまいますが、この言葉を投げかけられた相手は、自分が責められているように感じるため、防衛本能からそのあと口を閉ざしてしまう可能性があります。お子さまは、過去にできなかった理由を聞かれても、決して前向きにはなれません。できるようにするために、未来志向で物事を考えるようにしたいもの。「前はできたことができなくなった理由は何だろうね?」と考えさせ、「何だったらできそうかな?」と前向きな質問に発展させていきましょう。ルールを守れない理由が学校行事や部活で忙しいなど、お子さまの努力では変えられないものなら、よく話し合って役割を見直すことも大切です。

ご用心!NGワード

「中学生なんだからこのくらいはやって当然よ」
「あのときやるって言ったじゃない!」
「一度決めた約束は守りなさい!」