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ほめ方・叱り方

つい叱りすぎていた私。こう考えて、こう変わりました

怒る前に子どもの立場で考えたら、頭ごなしに怒ることはなくなりました。

N.Tさん Mくん (体験談当時の年齢:5歳0ヵ月頃〜6歳0ヵ月頃 男 第1子 千葉県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

初めての子であること、男の子であることなどから、正直、どう向き合っていいのかわからなくなることがありました。部屋で走り回ってうるさくしたり、ものを壊したりするので、よく叱りつけました。階下の人に迷惑になるからと、手を上げたこともありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

結局、怒っていたのは、物事を自分の目線だけで見ていたからだと気づきました。夫が子どもの頃も、家のタンスや壁にシールを貼りまくったり、ふすまや障子に穴を開けたりするのはしょっちゅうだったと言います。男の子はやんちゃで当たり前だと思うようになりました。確かに、よそのお母さんの話を聞くと、ケガをすることもよくあるそうです。自分の考えだけにとらわれず、周囲の人の話もゆとりを持って聞くことが大切だと思うようになりました。また、子どもとのコミュニケーション方法を学ぶために、地域で行われた勉強会に参加しました。たった一度限りのものでしたが、子どもを叱るときには、まず、子どもの気持ちになって応じてあげることを教わりました。子どもが悪いことをしたのは、結果であって、本当にそうするつもりで行ったとは、限らないということです。結果をいきなり叱るのではなく、「どうしたのかな?」と、そこに至った理由を聞いてあげて、諭すことが大切だと思うようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

以前よりも、子どもとコミュニケーションをとるのがうまくなったと思います。もちろん、子どもがそうするに至った経緯を聞いて、悪いことであれば叱りますし、繰り返すようであればおしりを叩いたりします。しかし、頭ごなしに感情で怒ることはなくなりました。子どもも、怒られたときに、自分のどこが悪かったのかわかるようになったと思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもを怒ることで自己嫌悪に陥ることもあります。以前は、そうしたことが結構ありました。冷静に考えてみると、怒る側の私に原因がありました。私にとって嫌なことだから怒る、私が嫌だから感情的にもなる・・・。子どもの立場で叱ることで、私自身も救われたような気がしています。

つい叱りすぎていた私。こう考えて、こう変わりました

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