カテゴリ

ほめ方・叱り方

甘やかしすぎ?と思った時、私はこう考えました

泣くことは素直な性格と考え、子どもの気持ちを受け止めたり、泣かないで言葉で伝えてと言い聞かせました。

M.Fさん Eちゃん (体験談当時の年齢:3歳7ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

娘はとても泣くことが多く、公園でも物の取り合いや順番などでもめると、すぐに泣いてしまっていました。他のママに「泣いてるから貸してあげようね。」などと言われて悔しい思いをすることも・・・。私はなるべく彼女の気持ちを優しく受け止めてあげたい、とは思っていたのですが、このまま甘やかして泣き虫のまま育てては、いじめにあうのではないか・・・と心配で、もっと厳しく育てた方がいいのかな? と迷っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

泣くということは、よくとらえれば素直に気持ちが出せているのだと思い、そんな娘の気持ちを受け止めてあげられるよう努力しました。とは言っても、いつでもそうするのは大変で、私の心に余裕がある時だけになってしまいますが。泣き止んでからは「泣かないでお話する方が、わかってもらえるよ。」などと言い聞かせるようにしています。まだまだ相手のことを考えることはできませんが、痛かった、悔しかった、こうしたかったなど、自分の気持ちを話してくれるようになりました。私も、今まで以上に、娘の気持ちが理解できるようになったと思います。半年後には幼稚園へ通う年齢にもなったので、少し距離をおいて様子を見るようにしました。転んでもすぐに助けに行かず、お友達との争いや取り合いにも、すぐには割り込まないようにしました。自分なりの解決方法を考えられるようになってほしかったのです。そうされて娘は、最初はとまどっていたようですが転んだ時など、泣かないで我慢するようになりました。私が飛んで行くと大泣きですが、他の親御さんから「大丈夫?」と声をかけられても、ちょっと我慢しているようです。甘えられる私だったからこそ、泣いていたんですね。その成長に、嬉しいような、寂しいような・・・です。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

娘の“泣き虫”に悩んでいた頃から1年がたちました。相変わらずの泣き虫さんですが、グッとこらえる姿も増えました。言葉も増え、オモチャの貸し借りや順番も理解できるようになり、私も、以前悩んでいた事を忘れてしまいそうです。育児仲間からも「泣かなくなったね。お姉ちゃんになったね。」と言われています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもに関する悩みは、一時期のことだと思います。一生懸命子育てをしているからこそ、真剣に悩んでしまいますが、時には一呼吸おいて、ちょっと離れてわが子を見つめ直すことも必要かもしれません。日々成長している子どもに教えられることは本当にたくさんあります。時間が解決してくれることもいっぱいあります。”泣き虫だって、いいじゃない!”と思うことも大切ですね。

つい叱りすぎていた私。こう考えて、こう変わりました

体験談内検索