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子どもの癖

おっぱいにいつもさわっている子、こんな働きかけをしてみました

母親の「どうしてもイヤだ」という気持ちを、はっきりと子どもに伝えました。

I.Sさん Gくん (体験談当時の年齢:2歳0ヵ月頃〜4歳0ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

母親のブラジャーのストラップをひっぱるクセがありました。特に気持ちが落ち着かない時、眠い時、家の外や来客時のトラブルで心細い時などに強くクセが出て、不安定な気持ちからか、注意しても聞き入れてもらえないほど強引になってしまうのです。精神的なものが要因にある様子に、どのように働きかけたらよいのか気を遣い、腫れ物を触るように対処に困っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

小さな頃(2歳台)は、「あかちゃんみたいで恥ずかしいよ。やめようね!」と子ども自身に周りの目を意識させる働きかけをしていましたが、周りの目を気にする様子はありませんでした。年齢が上がるにつれて、周りから直接本人へ言われるようになると、言われた時だけは気にすることもありましたが、いざとなると 自分がよければいい!したいようにする!という気持ちがとめられないようでした。大きくなり力も強くなってくると、強く引っ張られて痛かったり、母親のシャツがダメになってしまったりと、子どもの問題というよりは 母親の方が我慢しきれなくなり、思い切ってはっきりと「お母さんは 恥ずかしいし、痛いからヤダ!やめて!!」と気持ちを伝えました。すると、今までと違い、思いやりの気持ちから我慢することができるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

「お母さんは何でも受け止めてくれるはず」という、母親への強い依存心がコントロールできるようになってきて、何に対しても自分でやろうとする意欲が出てきました。お友だちとのやりとりでつまずく事があっても、大人をあてにすることなく、自分の意思を伝えたり、相手を思いやり譲ったりすることができるようになりました。クセを克服できたことは結果として心を成長させる良い経験になったと思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

泣かれたり、パニック状態になったりするのではないかと、親の方が気を遣いすぎているかもしれません。簡潔に気持ちを伝える事で、子どもに分かってもらえることが多いと思います。

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