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友達のトラブル

たたかれたりかまれたり、友だちからの乱暴にはこんなふうに接しました

転園したばかりの息子に暴力を振るったお友だちに、逆転の発想で相手の子に話しかけてみました。

M.Kさん Hくん (体験談当時の年齢:4歳4ヵ月頃〜4歳10ヵ月頃 男 第1子 大阪府)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

友だちからの暴力に悩まされました。転園してきたばかりの息子を数人で囲んでたたいたりけったりされてしまっていました。その中で「本当は叩きたくないんだけど○○くんが叩けと言うから・・・」と親に相談した子どもがいて、その親が私に教えてくれました。私はただ、気付いてやれなかった申し訳なさと、暴力を振るっていた子への怒りでいっぱいでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

リーダー格のいじめをしている子と、私自身が仲良くなろうとしました。逆転の発想で、いじめを行う子には何か心に問題があるのではないか、親を良く知っていればいじめにくくなるのではないかと思いました。その子はスポーツが得意だったので、いじめを行っていた子の中に逆上がりができたと喜んでいた子がいたので、「すごいねえ、見せて」と言ってみたり、「うちのHにも教えてね」と言ったりしてみました。園行事のとき、クラスの子ども全体と遊んだりもしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

いじめていた子は園以外の場所で会ったときも親しそうに話しかけてきたり、「おばちゃん、あのなあ」などと話しかけてくるようになりました。そして、うちの子の面倒をよく見てくれるようになりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

悪い子どもっていうのはやっぱりいないと思います。ただ、自分の周りでストレスがあったりすると、持って行きやすい方へ行ってしまうだけだと思います。幼稚園児は、気持ちをくんであげれば、まだまだわかってくれる年齢だと思います。逆転の発想もしてみましょう。
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