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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

夜起きても母乳なしで寝かせる努力と、「母乳→哺乳瓶でミルク→水→おしゃぶり」のステップアップで成功。

N.Nさん Mちゃん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜1歳1ヵ月頃 女 第1子 神奈川県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

夜中に頻繁に起き、その度に母乳をあげて寝かしつけていたので、母乳がやめられるのか、やめたあと、夜中に起きたときにどう対応したらよいか、不安でした。夜中の授乳をやめると起きなくなると聞いていたのですが、本当にそううまくいくのかと疑問に思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

夜中起きたときに、すぐに母乳を与えず、とりあえず背中をとんとんしたりして寝かしつけ、ダメなときに授乳するようにして、授乳頻度を減らしました。その後、母乳から哺乳瓶でのミルクに替え、さらに水に替えたところ、母乳でなくても寝つくようになりました。それから、思いきって哺乳瓶もやめ、おしゃぶりに替えました。徐々にステップアップしたのがよかったのか、大丈夫でした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

ほぼ、おしゃぶりで大丈夫になりましたが、哺乳瓶も用意しておき、おしゃぶりで寝つかないときに使っていました。卒乳したにもかかわらず、夜中、まだひんぱんに起きたのでがっかりしましたが、卒乳1ヵ月後くらいからあまり起きなくなり、本当にうれしかったです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

当時は、先輩ママの体験談ももちろん参考になり、励みでしたが、それ以上に、同じ年の子どもをもつママとのリアルタイムの情報交換がとても心強かったです。みんな同じような苦労しているんだなーと思うと、自然と力が抜け、ゆっくりやろうという気になれ、よかったですよ。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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