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口に入れてもかまない飲み込まない子に、こんなふうに働きかけました

スイカを使って親子でカミカミ練習。つぶすと甘い汁が出てくることでコツをつかんだようです。

I.Eさん Mちゃん (体験談当時の年齢:0歳9ヵ月頃〜0歳10ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

いろいろなことに対しのんびり型の娘でしたが、歯はお友達の中ではチャンピオン。6ヵ月ぐらいからどんどん生えてきました。でも、離乳食はなかなか進まず、カミカミ期という時期になっても、なかなかかむことができずに、いつまでもモグモグ期の離乳食を作っていました。どうやって教えればいいのかもわからず、カミカミできるようになれば楽なのになぁ。。。と思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

カミカミ期がちょうどスイカの出回るのと同じ時期だったので、始めはスイカの真ん中あたりのモグモグできるところをあげていました。そうすると、だんだん、つぶすことによって中から甘い汁が出て来るんだ、ということに気づいたみたいです。それでカミカミをだんだんと覚え、皮に近い、少し硬いところでも食べられるようになりました。今でもスイカを見ると、娘にカミカミを教えてくれてありがとう、という気になります。親も一緒に食べることはすごく大事だと思います。私も一緒にスイカを食べて、口を大きく動かしてカミカミする仕草を何度も娘に見せました。始めは、口をモグモグさせていることにただただ笑っているだけでしたが、ふとした拍子にまねをするようになり、「そうそう、そうだよぉ〜〜」とたくさん褒めてあげました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今はなんでもぱくぱくと食べているので、「カミカミができるようになればよいのに・・・」と思っていた頃が遠い昔のことのようで懐かしく思います。でも、今年もスイカの時期になり、私には「あぁ、娘にカミカミを教えてくれたスイカさんだぁ・・・」と感謝してしまったりしています。あれから娘はすっかりカミカミが楽しくなり、お煎餅を盗み食いするまでになったというのも、ちょっと笑えるエピソードです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもって、親よりも自然の味にすごく敏感なようです。旬のものをあげると、食事も自然と進むようになってくるのではないかと思います。でも、離乳食の進み方は人それぞれ、なかなか進まないときはまだ子どもの体の中で準備が整っていないからだと思います。準備が整ったらアッという間に進むものなんですね。
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