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気が弱い

神経質な子に、こんなふうに働きかけました

子どもは親の不安を感じ取るもの。こちらが落ち着くことで、子どもも次第に落ち着いてきました。

N.Mさん Kちゃん (体験談当時の年齢:5歳9ヵ月頃〜6歳0ヵ月頃 女 第1子 兵庫県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

発表会の練習で舞台上でドキドキして泣いてしまったあと、舞台はもちろん教室でも、当てられてドキッとしたり、順番に答えるとわかった瞬間から泣き出して、自分の順番が過ぎるまで、泣いたり表情が固まって動かなくなってしまっていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

大好きな男の子にもらった髪のゴムを頭につけて、おまじないをかけました。発表することがわかっている日は、おまじないをかけました。その日に限り、大丈夫だったと報告してくれました。でも、突然のことには無理でした。この時期、小学校に入ってやっていけるのかという不安が私自身たくさんあったのだと思います。学校もすごく遠いし、泣き虫だし、ほんとに不安だらけでした。おそらく親の不安を子どもは感じ取っていたのだと思います。予測不安というか、そういう感じだったのかもしれません。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

小学校でもしばらくは泣いていたようです。国語の本読みとか、自己紹介とか。でも、先生が気持ちをくみとってくれて、徐々にでいいからと、ゆったりと構えてくださいました。私も今度の先生への信頼の気持ちができて落ち着いたからか、次第に娘も落ち着いてきました。今では舞台でも本読みも大きい声で言えるようになりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

先生からの受け売りですが、今は自信のない子が多いそうです。「ほんの小さなことでも、いっぱいほめてあげて」と言われました。最初の懇談でも、「自己紹介と自分の子どもの“いいところだけ”を言ってください」と言われました。一般的に、親は子どものだめなところを言いたがるそうです。一度、「いいところはどこかな?」とゆっくり考えてみたらどうでしょうか。
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