カテゴリ

人見知り

知らない人がそばに来るとおびえてしまう子に、こんなふうに働きかけました

無理強いするのは逆効果と考え、親が挨拶したり人と接するのを見せ、人見知りが直る時期を待ちました。

O.Tさん Rちゃん (体験談当時の年齢:0歳4ヵ月頃〜2歳0ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

早い時期から人見知りが激しく、友達の所へ遊びに行ったりしても、私がそばにいれば何とか遊ぶものの、トイレに行ったりしようものなら、大泣きされたりしました。スーパーなどの買い物先でも知らない人があやしてくれたり、笑い掛けてくれたりすると、大泣きしていました。抱っこされるなんてとんでもないことでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

なるべく色々な場所へ連れて出掛けたり、人に会う機会を多くしてみたりしました。また、あまり無理強いせず、しばらくは仕方ないと思い直し、べったりしている時期もありました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

結局はある程度の時期になるまでは何をしても効果はなく、心配しましたが、泣きはするものの少しずつ泣く時間が短くなっていきました。2歳頃になると、自然と人見知りも影を潜めだし、知らない人でも挨拶をしたり、男の人以外なら大丈夫になったりと、段々と積極的になっていきました。今では自分から話し掛けたり、母親がいなくてもお友だちと遊ぶようになったり、男の人への人見知りも克服しているようです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

親の焦りから、無理強いして「友達の中へ入りなさい」と背中を押したり、抱っこしてもらったりするのは逆効果になることもあると思います。それよりも自然に親が挨拶をしたり、人と接したりしている姿を見せて、子どもが自分で安心・納得して人に接することが出来る時期を待ってあげるのも一つの手段だと思います。焦って、どうしてこの子は!と思ってしまいがちですが、いつかは親のそばにも嫌がってこなくなる時期が来るので、それまでは十分そばにいて甘えさえてあげたら良いと思います。

1歳未満のお子さんをお持ちのかたへの子どもの行動ワンポイントアドバイス

たけなが かずこ 先生

人見知りや指しゃぶりは、1歳未満のお子さんにとっては発達上とても自然なこと。むしろ、「人見知りをするようになった」「指しゃぶりをできるようになった」とプラス思考で考えてください。人見知りは、人を見分ける力がついてきた、ということであり、指しゃぶりは愛情不足などではなく、指を吸うことで自分を安心させるセルフコントロールの力が出てきた、ということなのです。「こういうこともできるようになったんだ」という受け止め方をしてあげてくださいね。

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

体験談内検索