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人見知り

子どもの人見知り、こんなふうに対処しました

人見知りの激しい子、親子一緒に人の輪に入って楽しむようにしました。

H.Fさん Yくん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜1歳3ヵ月頃 男 第1子 奈良県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

私と主人以外の人はだめで、抱っこに限らず声をかけられたり、じっと見られるだけでも泣いていました。あまりに大泣きするので抱っこしてあげようと声をかけてくれる人に申し訳なくいつも謝っていました。一緒に友人の子と遊んでいても、その子がニコニコしてみんなに可愛がられているのを見ると、どうして私の子はこうなのだろうかと辛くなる時もありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

以前から毎日外へ行っていましたが、私と二人でなくたくさんの人のいる所に行った方が慣れると思い、同じくらいの年齢の子どもがいる公園へ毎日連れていくようにしました。ところが私が人の中へ息子を入れようとするのが嫌だったのか、泣いて私から離れなくなる日が多く、だんだん公園を嫌がるようになってしまいました。 今度は私も一緒に楽しもうという気持ちで、1歳前に保育園主催の遊びの会等に積極的に参加しました。保育士さんのしてくれる手遊びや歌や外遊び等を喜び、行く事を楽しみにするようになりました。保育士さんにも可愛がられ泣き出さない我が子を見てとても嬉しかったです。無理に人の輪に入れるより人の中で親子で一緒に楽しむ方が良かったようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

現在は2歳半で何でも知りたがりやの我が子は、道で作業している工事のおじさんにまでも自分から「何をしているのですか?」と声をかける程になっています。私自身が必死になって人に慣れさせようとしていたのが、今思えば子どもにとってもプレッシャーになっていたのかもしれません。今は同じくらいの子と仲良くしまじろうのビデオを見て楽しく踊っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

人見知りの激しい子を持つ親なら、誰にでも笑顔をふりまいてくれる子を見ると、「どうしてうちの子は・・・」と悲しくなるかもしれません。でも子どもはいずれ巣立って行くのです。お母さんに泣きついてくる我が子は、二人でべったりできる時間をたくさんくれているのかもしれないと思うのです。人見知りをしなくなるのを焦らず待ってあげてくださいね。

1歳未満のお子さんをお持ちのかたへの子どもの行動ワンポイントアドバイス

たけなが かずこ 先生

人見知りや指しゃぶりは、1歳未満のお子さんにとっては発達上とても自然なこと。むしろ、「人見知りをするようになった」「指しゃぶりをできるようになった」とプラス思考で考えてください。人見知りは、人を見分ける力がついてきた、ということであり、指しゃぶりは愛情不足などではなく、指を吸うことで自分を安心させるセルフコントロールの力が出てきた、ということなのです。「こういうこともできるようになったんだ」という受け止め方をしてあげてくださいね。

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

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