遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

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5~6歳

「森の小人探し」

公園や神社などに出かけて、冬芽(春に芽になる部分)を探してみましょう。 動物の顔に見えたり、帽子をかぶった人間に見えたり、まるで森の小人のよう。「何に見えるかな?」などと言葉かけしながら、観察すると楽しいですよ。
「おさるの木」などと好きな名前をつければ、木に親しむことができますね。

「森の小人探し」

先生からのアドバイス

葉をすっかり落とした木は、枯れてしまっているように見えますが、冬芽を見れば命がしっかり息づいていることがわかります。「春になったら花や葉っぱになるんだよ」「春になるのを待っているんだね」と言葉かけして、命の息吹に気づかせてあげてください。

「冬の落とし物探し」

積もっている落ち葉をめくってみましょう。鳥の羽や生き物がかじった跡のある木の実など、生き物の痕跡(こんせき)を見つけることができます。「どんな鳥かな?」「誰にかじられたのかな」などと推測するのも楽しいですよ。葉っぱをめくったあとは、元に戻しておくことを忘れずに。

「冬の落とし物探し」

先生からのアドバイス

子どもが「これなあに?」と見つけたら、「よく見つけたね! どこで見つけたの」と受け止めてあげてください。子どもは大人がこたえてくれたことがうれしくて、もっといろいろなものを見つけようとするでしょう。見つけたものを図鑑などで調べてみてもいいですね。好奇心を広げるきっかけになります。

先輩保護者からの体験談

●冬の星座観察
冬にオススメなのが星座観察。夏よりも晴れていることが多いので、とてもきれいに見えます。特にオリオン座は子どもにも見つけやすく、「星が3つ並んでいるところ」とすぐに覚えてしまいました。
●アイスでカーリング
手作り氷でカーリングごっこをしました。ビニール袋に水を入れ、外に一晩置いて凍らせたものを、水をまいたコンクリートの上ですべらせます。氷が解けていく様子を見ながら、「温かくなると水に戻るんだね」「また夜に置いておけば氷になるかな?」などと考えていました。
●身近なところでバードウオッチング
庭先や公園などで、野鳥の観察をしました。山の方から街中へ鳥が移動してくる冬は、バードウオッチングにピッタリの季節。また、渡り鳥の季節なので、公園の池などにふだん見かけない水鳥が来ていることもあります。「どこで鳴いているのかな?」「ほら、まっすぐ横に伸びた枝の先っぽの方・・・」などと親子で教えあうのが楽しいです。色や大きさなどの特徴を覚えておいて、図鑑で調べるなど、家に帰ってからもバードウオッチングを楽しみました。