遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

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5~6歳

「お手伝い張りきりカード」

子どもと一緒にいられる時間が短いときは、家事に子どもを巻き込んでしまいましょう。カーペットのお掃除を兼ねてこんな遊びはいかが? 5~10cmほどに切ったガムテープをカーペットの半分のスペースに適当にはっておきます。「よーいどん!」の合図でガムテープをはがし、もう半分のスペースにどんどんはり替えていきましょう。 誰が一番たくさんはり替えられるか、おうちの人やきょうだいで競争すると盛り上がりますよ。また、ガムテープをお互いの洋服にくっつけっこ競争するのも楽しいですね!遊びとお掃除がいっぺんにできる一石二鳥の遊びです。

「お手伝い張りきりカード」

先生からのアドバイス

5歳になると、保育園や幼稚園でも、○○係などの「お当番」が始まります。
おうちでもいろいろなお手伝いにチャレンジさせてみましょう。
そのとき、どんなことができるのかを、子どもと一緒に決めていくといいですね。
「自分にもできる」と自覚することが、ゆくゆくは、将来自立する力にもつながっていきます
。「ありがとう、さすが5歳だね!」とほめてあげましょう。そのひと言が「もっとやってみよう」という意欲の原動力になります。

「トランプで神経衰弱」

手軽に楽しめるトランプカードは便利。トランプの1から5までの20枚のカードを使って、神経衰弱をして遊びましょう。2枚裏返して、同じ数字が出たらカードは自分のものに。異なる数字が出たら、カードをまた伏せておきます。最後にカードをたくさんもっている人が勝ち。慣れてきたら、カードを増やしていきましょう。

「トランプで神経衰弱」

先生からのアドバイス

トランプ遊びは、時間のないときでもすぐ楽しめる手軽な遊び。どこに何があったか記憶するという点で、神経衰弱はかなりの集中力も必要とするゲームです。そのうえで、めくる順番を守る、3枚めくってはいけない、などの決まりも守らなくてはいけませんから、楽しみながらルールを守ることが大切なのだということを覚えられます。

先輩保護者からの体験談

●配膳係のお手伝い
食事のときに、配膳を担当してもらいました。 例えば、「今日はカレーライス。何を用意する?」と言葉をかけて、スプーン、コップなど必要なものを用意させます。そのほか、「おみそ汁があるから、おわん」「とんかつには、ソース」というように。「これでちゃんと食べられるね」とほめると、自信がついたのか、「今日も並べ係やる!」とやる気満々でお手伝いしてくれます。
●子どもに読んでもらう
子どもに絵本を読むのではなく、子どもに絵本を読んでもらいました。 「お母さん、疲れちゃったから、楽しくなる本がいいな」などというと、子どもなりにあれこれ考えて、テーマに合った本を探してきてくれます。まだ字は読めませんが、子どもなりに自分でお話をつくって楽しそうに読んでくれました。
トランプで「5並べ」
トランプカードの1から10までを取り出して、「7並べ」ならぬ「5並べ」をして遊びました。「4は5よりも小さい? 大きい?」とトランプのマークを数えながら一生懸命考えていました。数の順番や数量に対する理解が深まりました。