遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
プロフィールをみる

お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

  • 遊びのヒントトップ
  • 春の遊び
  • 夏の遊び
  • 秋の遊び
  • 冬の遊び

5~6歳

「夜の音探検」

親子で布団に入り、どんな音が聞こえるか耳を澄ませてみましょう。車の音、犬やネコなどの生き物の声、人が歩く音、風の音など、いろいろな音が聞こえてきます。「どこかで赤ちゃんが泣いているよ」「あれはネコちゃんの鳴き声だよ」などとお話しながら、親子で音をイメージしてみましょう。

「夜の音探検」

先生からのアドバイス

「耳を澄ます」ということ自体、子どもにとって新鮮な体験です。特に電気を消した後は、視覚情報が少なくなるので、いやがおうにも集中力が高まっていくでしょう。また、「風の音かな?」などと推測することで、想像力も豊かになります。親子で感じ方の違いを表現し合うのも大切な体験。人の話をしっかり聞き、自分で考える力の基礎になります。

「影絵シアター」

まくら元に電気スタンドを置いて、手の影を壁に映して影絵遊びをしましょう。キツネ、トリ、カニなどを手で作って見せたり、「○○ちゃん、こんにちは!」などと子どもに話しかけたり。子どもと一緒に即興のお話をつくっても楽しいですね。

「影絵シアター」

先生からのアドバイス

おうちのかたも子どものころに、影絵で遊んだ思い出があるのではないでしょうか。ほのかな暗がりの中に浮かぶシンプルなシルエットは、想像力を刺激し、イメージの世界を豊かにします。このような昔遊びは、親がやってみせることでおもしろさを子どもに伝えることができます。親から子へと伝える遊びを大切にしていきたいですね。

先輩保護者からの体験談

●何でも子守唄
寝る前には、子どもの大好きな歌を子守歌風にアレンジして歌っていました。アップテンポの歌もゆっくり静かに歌うと、子守歌みたいに聞こえるんですよ。ときには、子どもから「この歌でお願いします!」とリクエストがあることも。親子で一緒に歌っても楽しいです。
●手ざわりじゃんけん
大人が毛布の下でグー・チョキ・パーを出し、かたちや手ざわりからあてっこして遊びました。部屋の電気を消してからでもできるので、絵本を読んだあとなどによくやっていました。
●布団相撲
お布団の上で、親子でお相撲をして遊びました。ただし、大人はしゃがみ、子どもは立った状態で押し合いっこ。もちろん親は手加減しますが、子どもの方は思いっきり体を動かすことができるので、すっきりするようです。「○○山」などと四股名(しこな)をつけてあげると大喜び。