二瓶 健次 先生

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水いぼ2歳9ヵ月
寄せられたご相談

「水いぼ」とはどんな病気ですか。「水いぼ」にかかったら、病院を受診した方がよいのでしょうか。

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保育園で水いぼがはやっているようです。
水いぼとはどんな病気ですか。もし水いぼを見つけたら、病院を受診した方がよいのでしょうか。

先生からのアドバイス
末松 隆子 先生

水いぼは、伝染性軟属腫(なんぞくしゅ)ウイルスによる感染症です。数がたくさん増えたり、大きくなったり、人にうつしてしまうのが心配な場合は皮膚科で相談するとよいでしょう。

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水いぼは、ポックスウイルス(伝染性軟属腫ウイルス)による感染症です。水いぼの中に入っているウイルスが引っかいたりすることで飛び出し、それに接触すると感染します。

水いぼにかかると1〜2年でウイルスに対する抗体ができるため、水いぼは自然に消えていきます。
水いぼの数が少ない場合は自然に治るのを待ってもよいと思いますが、数がたくさん増えたり、大きくなったり、ほかの人にうつしてしまうのが心配なかたは、皮膚科を受診して医師と相談するとよいでしょう。

水いぼはプールの水ではうつらないので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがあるので、これらの共有は避け、プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。

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プロフィール


二瓶健次

東北大学医学部卒業。東京大学小児科、自治医科大学小児科を経て、 1979年から2001年まで国立小児病院神経科医長、 2001年から2004年まで国立成育医療センター神経内科医長 、2006年から、東京西徳洲会病院小児センター神経・発達部勤務。 小児神経学、発達神経学が専門。

プロフィール


末松隆子

浜松医科大学卒業後、立川相互病院小児科を経て、現在、京王八王子クリニックに勤務。 ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を得意とする。おむつはずれやアレルギー対策に関する講演も行う。2児の母。