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中学生・高校生/自分が情報発信するときの注意とは?

自分が情報発信するときの注意とは?

中学生・高校生ともなると、友達とSNSでコミュニケーションを取り合ったり、写真や動画をインターネット上に投稿したりと、自分から発信する機会も増えてきます。お子さまがインターネット上で発信するときに、保護者のかたは何に気をつけたらよいのでしょうか。専門家にお聞きしました。

中学生・高校生がインターネット上で情報発信する場合は大きく2つに分類されます。

  • 言語コミュニケーション … 文字での発信
  • 視覚コミュニケーション … 画像・動画での発信

この2つのコミュニケーションそれぞれで、注意することが異なります。

SNSやメッセージアプリでのやりとりは言語でのコミュニケーションが比較的多く、中学生・高校生の間は仲がよい友達や面識のある人とのやりとりがほとんどです。だからこそ起こるトラブルがあります。

対面なら顔の表情や声の調子で伝わる真意も、文字での発信の場合はその情報がカットされてしまいます。言葉だけではイメージが伝わりにくく、顔を合わせておしゃべりしているつもりで文字にすると、言葉をはしょったり言葉足らずになったりしてうまく伝わらないことも出てきます。そういうつもりで書いたのではなくても、受け取るほうが真意を誤解し、悪口として受け取ることもあります。

このようなトラブルは、一対一でやり取りしている段階であれば比較的容易に対応することもできますが、メッセージアプリなどにおけるグループ間や、不特定多数の人に見られる場での発言だと、当事者以外の観衆がそのやりとりをあおって、トラブルがますます大きくなることもあります。

誰かが書いた言葉にカチンときたときは、トラブルを避けるためにもすぐには返信せず、一晩おいて冷静になって相手の意図を考えてから返事させるなども効果的です。ただし、返事をしないことを「既読スルー」で無視しているととられてかえってこじらせないよう、仲間どうしで「返事は次の日までアリ」などのルールをあらかじめ決めておくようお子さまに伝えておきましょう。

友達や知り合いのコミュニティー内で起こるトラブルは、無視・いじめなど深刻なケースに発展することもあります。だからこそ早いうちに相手と直接話して誤解を解き、トラブルを沈静化することが大切です。

一方で、画像や動画の投稿サイトなどの視覚コミュニケーションでのやりとりでは、文字が少ない分、何が言いたいのかわかりづらくなります。注目を集めるために刺激的な写真・動画を撮ろうとエスカレートしてしまうこともあります。また、自分の情報だけならまだしも、自分以外の人や物が写っている写真・動画は特に配慮しなければなりません。

例えば、卒業式後にクラスのみんなで羽目を外した動画をアップしたら炎上して、卒業後の進学先・就職先に知られてしまい、進路に影響してしまうといった事例もあります。共有すれば、自分ではなくても、友達の中の誰かが投稿してしまうかもしれません。

なぜインターネットに投稿するのか、どのくらいの影響があるのかを考えておくことが大切です。以前なら写真を撮って終わりだったのに、今はデジタルに変わりました。気軽にインターネットに投稿した画像や動画が一度炎上してしまうと、世界中の人々から非難される場合もあります。そうなってしまうと、解決するのがたいへん難しくなります。

さらに、炎上してしまうと個人情報が特定され、すぐに公開されてしまい、どこの誰だか簡単にわかってしまいます。ちょっとしたルール違反でもSNSでは極端に非難されることもあるのです。自分のコントロールできる範囲とできない範囲が出てきてしまうのです。

また、電車内やエスカレーターなどでスマートフォンのスクリーンショットを撮ると、シャッター音が鳴ることで盗撮していると誤解されることもあり得ます。スマートフォンを持っている自分が人からはどう見られているのかを常に考えて行動することが大切です。

インターネットは気軽に楽しめる反面、軽い気持ちで発信した内容が、トラブルに発展することも。中学生・高校生ともなると、友達とのやりとりは保護者のかたからは見えにくくなりがちですが、お子さまに使っているアプリなどを聞いたり、保護者のかたが利用している場合には、お子さまとの間でもメッセージアプリやSNSでやり取りをするなどして、話題にする機会を増やしていきましょう。また、以下のことも再度確認しましょう。

インターネットの性質をお子さまと学ぶ

SNSやメールでメッセージを送るときは、相手の都合などを考えるようにする

メッセージやメールを送るときは相手のことを考える

お子さまが情報発信するときは、内容や発信先を確認する

プライバシー情報や個人情報をインターネットに書き込んだりアップしたりしないように約束する

著作権などについて一緒に学ぶ

お話

株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン
ICT利用環境啓発支援室 室長
ICTモラル・エバンジェリスト 吉岡良平さま

タブレットやスマートフォンは友達とのコミュニケーションが気軽に取れる便利なツールですが、一方でトラブルに発展することも。その特徴を学びながら、上手な付き合い方を身につけていきたいですね。

中学生・高校生「日常にひそむワナにご用心!」を見る

インターネットの世界で気をつけることは、言葉で説明するだけでは、中学生・高校生のお子さまには伝わりにくいもの。そこで、インターネットを使うときの注意を、メッセージ動画で伝えます。約3分ほどの短い動画なので、保護者のかたもぜひご覧になって、インターネットの約束について話し合ってください。

動画のあらすじ

「日常にひそむワナにご用心!」

中・高校生が引っかかりやすいワンクリック詐欺など、どう対応したらいいかをアニメでわかりやすくお伝えします。

お子さまと一緒に確認したいこと

動画を見たあとは、インターネットでのトラブルについて、お子さまとぜひ話し合ってみてください。動画の内容や、普段インターネットを使っていて疑問に思うこと、危険を感じることなど、お子さまの意見を聞いてみましょう。

安全のための17か条

お子さまがインターネットを安全に使用するために、一緒に学んだり、話し合ったり、設定したりしておきたい項目をまとめました。中学生・高校生のお子さまがインターネットを使用する際や、タブレット端末などでの学習を始められる際は、保護者のかたが一緒に操作をして、お子さまに使い方や注意点を伝えるとよいでしょう。

トラブルが発生したら?

インターネットでのトラブルに関する代表的な窓口をご紹介します。

インターネットにおける違法・有害情報に関する相談 違法・有害情報相談センター(総務省支援事業)
不正アクセスなどのインターネット犯罪に関する相談 サイバー犯罪相談窓口(都道府県警察本部)
詐欺、不当請求、ネットショッピング、 ネットオークションのトラブルなどに関する相談 消費者ホットライン
電話188(いやや!)

個人情報に関するセキュリティ対策・
拡散防止等の取り組み進捗 : ベネッセお客様本部

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