アンケート期間 2007/5/29〜2007/5/31 回答者数:502人
特に受験期を迎えるお子さまをもつご家庭にとって、意識せざるをえないものが「学習塾」かもしれません。今回のアンケートでも、学習塾に通わせる/通わせない/迷っているなど、ご家庭ごとのさまざまな考え方が浮かび上がってきました。皆さまの学習塾に関する意識と姿勢、学校と学習塾に対して抱くイメージなどを交えてご紹介します。
まず、お子さまの通塾状況を、学齢別にご紹介しましょう。
【図1 お子さまを「学習塾」に通わせていますか】
※割合(%)の合計は、四捨五入のため100%にならないことがあります。
回答全体の平均(図1の「総計」)を見ると、「通わせている」が21%と、文部科学省などで行われている通塾率の調査と比較して、やや低めの結果になっています。ただ、通わせていないかたのなかにも、「いずれ通わせる」「通わせるかどうかを迷っている」というかたがおり、「通わせるつもりはない」は33%です。
また、お子さまの学齢別に細かく見ていくと、中学校入学をひかえた小学6年生で「通わせている」が大きく伸びていることがわかります。中学生もほぼ同じ傾向ですが、高校生以上では半減します。関連して、こんな声が挙がっていました(カッコ内はお子さまの学齢)。
- 受験するつもりはないものの、6年になったのをきっかけに塾に通い始めた子がたくさんいる。しかし、我が子は行きたがらないので、周りに流されず、学校と通信教育でよいのではないかと思う。(小6)
- 子どもが中学校に上がるのを機に、塾に通わせようと考えています。学校ももう少し授業内容や教員のレベルを上げてくれないと、この傾向は変わらないと思います。(小6)
それでは、お子さまを学習塾に「通わせている」かたと「通わせるつもりはない」かたは、それぞれどんな理由があるのでしょう。「通わせている」かたにはその目的を、「通わせるつもりはない」かたにはその理由をうかがいました。
【図2 お子さまを学習塾に通わせる目的・通わせない理由】
「受験」を理由に学習塾に「通わせている」かたの意見としては、
- 小学低学年から受験をするかどうかを家族みんなで話し合い、本人の意志で4年生から学習塾へ通わせています。1クラスの人数が少ないため「自分の勉強をキチンと見てもらえている」といううれしさから「塾が楽しい」とよく言っています。(小4)
- 中学受験をするなら、塾に行かないとどうにもならない。でも、子どもが遊べずかわいそうだなとよく家庭で話している。(小5)
などがありました。一方、学習塾に「通わせるつもりはない」かたのなかで、「子どもの意志」を理由に挙げた方々の意見には次のようなものがありました。
- 学習塾には行きたからず、まだまだ遊びが大事という感じ。勉強も大事だが友達とのコミュニケーションを優先したいです。(小4)
- 子どもが行きたがらないので現在は家庭学習のみですが、よくがんばっています。ただ、受験の情報や受験勉強の効果的な進め方などに対応できるか心配です。(中学生)
学習塾に通わせていても、いなくても、それぞれの立場や理由から不安な気持ちを挙げる方々も多く見受けられました。つねにいろいろな選択肢に注意を払い、試行錯誤をしながら、お子さまに合う形を探しているのかもしれませんね。