ベネッセがこれまでに行なってきた様々な調査・研究データのなかから 編集部おすすめの情報をセレクトしてご紹介します(随時追加予定)
大学に進み、専門領域の入り口に立った大学生は、どのような能力や態度が重要だと思うのでしょうか。将来、必要となる力は、それまでの学習過程に関わる先生や保護者にとっても関心のあることだと思います。前回に続き、大学生に進路選択について振り返ってもらった調査結果から興味深いデータを紹介します。
全国の4年制大学に通う大学生を対象に実施した「進路選択に関する振返り調査」(経済産業省委託調査、2005年)によると、
大学生が専門領域に重要な能力・態度として「とても重要」と考える割合が高いのは、
「自分の考えをわかりやすく説明すること」(72.1%)
「わからないことを納得できるまで追究すること」(67.8%)
「筋道立てて論理的に考えること」(66.8%)
となっています。
このような能力や態度は、大学の専門領域だけでなく、社会で出て職業生活を送る上でも重要です。
また、詳細なグラフは省略しますが、文系と理系の大学生で「とても重要」の割合が10ポイント以上、差があった項目は以下の通りです。
こうした文系と理系の大学生で「とても重要」と考える割合が大きく異なる項目は、それぞれの専門領域の特性をよく表しています。また、こうした専門領域で求められる能力・態度を見極めることが、子どもの進路を考える上で重要と思われます。
この調査報告書では、ここで紹介した項目について、さらに性別や学部系統別に詳細な傾向を見ています。また、「大学や学部・学科についての満足度」や「大学生活の実態」など、大学における学習状況や生活についても分析しています。